2020年9〜11月にNHKでNetflixとCBCの共同制作「アンという名の少女」というドラマが放映されていたのをご存知ですか?
私は全然知りませんでした。
最近娘と一緒にNetflixで観ているのですが、これがすごく面白いんです。
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「アンという名の少女」とは
「アンという名の少女」は、モンゴメリの名作「赤毛のアン」を原作に、NetflixとCBC(カナダ公共放送局)の共同制作として作られたテレビドラマシリーズです。
日本でも2020年9〜11月にNHKで放送されていたようです。
モンゴメリの名作「赤毛のアン」は小学生くらいに一度は読む物語、昔テレビアニメでも放映がありましたよね。
私は「赤毛のアン」しか読んだことはないんですけど、娘が読書好きで、その後の話「アンの青春」、「アンの愛情」、「アンの幸福」、「アンの夢の家」まで読破したらしく、二人でNetflixの配信を見ながらいろいろ説明してもらいました。
子供の頃に読んだときはそれほど興味がある話ではなかったけれど、その後の話やモンゴメリの裏話なんかを聞きながら「アンという名の少女」を観てたらどっぷりハマっちゃったんですよね。
Netflixではシーズン1からシーズン3まで全27話、現在はシーズン2まで見終わりました。
とにかく映像がキレイ
楽しめる理由の一つがとにかく映像が美しいということ。
恐らく物語の年代と同じく1800年代後半のプリンスエドワード島が描かれていると思うのですが、アヴォンリーの村やグリーンゲイブルズ、町や自然の風景がとにかく美しく描かれており、観ているだけで楽しめます。
グリーンゲイブルズ(マリラとマシューの家)でマリラが焼くスコーン、アンの部屋のベッドカバー、アンの部屋の木製のライティングデスク、マリラの母の形見のブローチ、ゆで卵やパンがのるお皿や牛乳の入ったグラス、アンがマリラからもらった髪を結うリボン、とにかく女性が可愛いと思うものが詰めこまれています。
グリーンゲイブルズは家ごと本当に何もかもがかわいすぎる。
シーズン2でのダイアナの大叔母、ジョセフィン叔母さん宅でのパーティーもとにかくおしゃれなんです!
雪が降ったり、生き生きとした緑が映える季節の移り変わりもただただ美しいばかりです。
カナダに入ったことがありませんが、このドラマを見てカナダについてすごく興味が湧きました。
正直いうとアンのような子は苦手
正直アンのような妄想癖が激しくって馴れ馴れしく、お節介な子は苦手なタイプ、私だったら最初に男の子と女の子を間違えて頼んだことに気づいていた時点で孤児院に送り返していたかもしれません。
マリラとマシューって愛がある、アンにすごく影響されて、アンのことがすごくかわいくなっちゃったんですよね。
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差別、いじめ、偏見、人種問題、同性愛、女性自立、いろんな問題が含まれている
ドラマは美しくって愛があるだけではなく、現代にもひそむいろいろな問題がアンを通して描かれています。
学校での男女差別、教師のパワハラ、人種問題や同性愛まで、みていると本当にイライラするドラマなんですが、最後にはアンの決断がスカッとした気持ちにさせてくれる。
そうよね、自分の人生は自らが切り開いていかないと。
人間って差別やいじめをする生き物なんです。
ほんの20〜30年前の日本も差別や偏見であふれていた。
人間も少しづつ進化してるよね。
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「アンという名の少女」まとめ
「アンという名の少女」はNetflixにて配信中、私も残すところシーズン3の10話。
16歳になったアンや、ギルバートの恋の行方も気になるところ。
子供の頃「赤毛のアン」に夢中になった方にはおすすめのドラマです。
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