もうすぐひな祭り、元旦より開催されている静岡県袋井市の可睡斎のひな祭り展示を見に出かけました。
日本最大級の数の雛人形が展示が展示されれいるそうです。
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可睡斎基本情報
山号は萬松山、600年の歴史を持つ曹洞宗の修行道場で、全国秋葉信仰の総本殿。
明治初期の神仏分離で秋葉寺は廃止となったが、その後も信仰は続いている。
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境内の様子
外階段に雛人形
駐車場は周辺に数カ所あり、名物の落花生などを販売しているお店が並ぶ参道を行くと、まずは外階段に飾られた雛人形に出迎えられます。
外階段の装飾は期間限定のイベントです。
2月8〜11日、2月22〜24日、2月29〜3月3日 ※雨天中止
鮮やかな毛氈(もうせん)が空の青さに映えますね。
おさすり大黒
門をくぐると大黒さまがいらっしゃいました。
こちらはおさすり大黒さまと言って、大黒さまを撫でると福徳が得られるそうです。
一さすりで福を招き
二さすりで徳をさずかり
三さすりで満足を戴く
そうです。
たくさん撫でられるからか、大きなお腹がツルツル光っています。
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輪蔵堂
おさすり大黒さまの反対側には、輪蔵堂と呼ばれる八角の建物があります。
輪蔵を時計回りに1回転させると大蔵経を読んだのと同じ徳を得られるんですって、もちろん私も回しました。
この輪蔵が思いの外重いんです!ゆっくりゆっくり回します。
秋葉三尺坊とは?天狗?
御真殿の両脇には天狗さまが睨みを利かせていました。
色々調べると火伏せの神として信仰を集めるようになった秋葉三尺坊は実在の人物(長野出身)だったらしいです。
そのあまりにも超人的な力を持つがゆえに後世に神として崇められるのですが、その三尺坊の御神躰がこの御真殿に祀られています。
三尺坊は27歳の時に鳥のような翼とくちばしを持つ姿に神変したらしいのですが、その姿から三尺坊=天狗という認識が出来上がったようです。
御真殿の中にもたくさんの天狗の面などがありました。
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寺院の拝観
寺院へは入館料500円で拝観できます。雛飾りは寺院内の瑞龍閣という広間に飾ってあります。
寺院内はすごく広くてエスカレーターがあったのには驚きました!
階段を上ったり下りたり、まるで迷路のような中を順路通り回ります。
僧坊(坐禅堂)
本堂から薄暗い地下道を行くと僧坊(坐禅堂)があります。
ここは修行僧が坐禅修行をする場所です。
丸いクッションみたいな座布団は坐禅用なんでしょうか?
位牌堂
こちらも地下道で繋がっている位牌堂、たくさんの霊が祀られている場所です。
供養を終えた32段1200体の雛人形
今の時期メインの雛人形の展示会場、瑞陵閣です。推量閣は昭和12年に建築された安土桃山時代の書院造り風の素適な造りです。
32段1200体もの雛飾りはやっぱり圧巻です。
こちらの雛人形はお役目を終えてこちらの可睡斎で供養された雛人形だそうです。
こんなに数があると出したり閉まったりがとても大変そうです。
吊るし飾りも可愛いですね。
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その他の展示
他に寺院内には牡丹の花の展示やちりめん細工展などの催しがあり、ゆっくり楽しめます。
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