2020年の初詣は水の神を祀る京都「貴船神社」へ参拝しました。
本宮での「水占みくじ」や縁結びの神を祀る結社の御祭神、磐長姫(イワナガヒメ)の御鎮座に関しての伝承など、とても興味深い由緒のある神社でした。
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貴船神社基本情報
貴船神社は、全国に約500社を数える貴船神社の総本宮です。
京都中心部より車で1時間ほど離れた場所にあります。
ご利益は運氣隆昌、えんむすび、所願成就があります。
公共交通機関利用をおすすめ
貴船神社には駐車場がほとんどないので、公共交通機関を利用されることを強くおすすめします。
京都駅から地下鉄〜京都バス、または出町柳駅前から比叡電車〜京都バスのルートがあります。
詳しくは貴船神社のホームページをご覧ください。
【本宮】大人気の「水占みくじ」
まずは春日燈篭のある表参道を登って本宮へ。
年始三が日だからでしょうが、参拝の列ができていました。
参拝が済んだら、御神水に紙のおみくじを浸すと内容が浮かび上がるという大人気の「水占みくじ」を!
湧き出る御神水に紙を浮かべると、おみくじの内容が浮かび上がってきます。
私の今年の運勢は大吉でした!
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【結社(ゆいのやしろ)】心優しき姫のお話
本宮から貴船川を上流に進み【結社(ゆいのやしろ)】へ。
磐長姫(イワナガヒメ)を祀る結社には次のような伝承があります。
瓊瓊杵命(ニニギノミコト)が可憐な乙女、木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)に一目惚れし、姫の父上、大山祈命(オオヤマツミノミコト)に結婚の許しを申し出ると、大山祈命は喜んで木花開耶姫と姉の磐長姫を瓊瓊杵命に嫁がせました。
すると瓊瓊杵命は、醜い磐長姫だけを実家へ送り返しました。
そのことに心を痛めた磐長姫は、人々に良縁をもたらすために縁結びの神となりました。
磐長姫ってなんて心優しい姫なんでしょうね。
私だったらきっと瓊瓊杵命を呪い殺しているかもしれません・・・。
「結び文」に願は喜んでい事を
かつて縁結びを願う人たちは細長い葉を玉垣などに結びつけて祈ったそうですが、現代ではその慣わしの形が変わり、細長い緑色の紙「結び文」に願い事をしたためて祈ることで願いが叶うと言われているそうです。
御神木「相生の杉」
同じ根から生えた樹齢千年の二本の杉です。
相生は「相老」に通じ、夫婦共に長生きの意味があるそうです。
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【奥宮】玉依姫命の「黄船伝説」
奥宮に祀られている玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)が乗ってこられた船が黄色い船であったという説から、「黄船」、「貴船」と呼ばれるようになったということです。
御神木「連理の杉」
連理とは、別々の木が重なって一つになる意味で、夫婦、男女の仲睦まじいことをいうそうです。
この御神木は、杉と楓が和合したものだそうで、非常に珍しいそうです。
数組のカップルが御神木の前で写真を撮っていました。
若いっていいいですね。
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貴船神社まとめ
貴船川の清らかな流れ、済んだ空気は、いつもの空気とは明らかに違うものでした。
恋に悩んだ昔の姫たちに思いを馳せ、また今年24年目を迎える私夫婦の結婚生活を振り返る良い機会になったような気がします。
マンネリ気味の夫婦、カップルはぜひどうぞ。
この記事が皆さまのお役に立てば嬉しいです。
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