考えてみれば春の京都へ旅したことがない。
花見見物で観光客でごった返していそうだから敬遠していましたが、行くなら今年しかない!
というわけで、1泊2日で春の京都を楽しんできました。
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春の1泊2日京都女一人旅
今までは春や秋の京都観光は避けてきました。
どこに行っても観光客でいっぱい、泊まってみたいホテルはずいぶん前から満室、まともに食べることができるお店もない、とにかくゆっくり楽しむなんてできないと思ったからです。
春の京都へ行くなら今年しかない、そう思って禁断の春の花見シーズンの京都へ1泊2日で旅してきました。
パークハイアット京都でおひとりさまアフタヌーンティー
しばらく糖質制限していたのでアフタヌーンティーは敬遠していましたが、最近は代謝も良くなったせいか体重も落ち着いてきたのでアフタヌーンティー解禁です。
パクーハイアット京都のアフタヌーンティーはコース形式だそうだ、ということを聞いて出かけてみました。
場所は二寧坂を下りきってきたところ、観光客も特に多い界隈です。
中に入ってみると外の喧騒が嘘のような静けさ。
コース形式の良さは、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに、最もおいしいタイミングでいただけるところ。
宿泊することはそうそうできませんが、観光客でごった返していないし、ジズかで大人の空間にリピート決定。
メニューは3か月ごとに変更されるそうなので、季節ごとに違う味わいを楽しみたいですね。
パークハイアット京都のアフタヌーンティーに関してはこちらで詳しくご紹介しています。
鳩居堂でお買い物
アフタヌーンティー後は河原町辺りをぷらぷら歩いてお買い物。
お香や和紙製品、大人かわいい便箋やポチ袋を扱っている京都鳩居堂本店へ行ってみました。
義母はとても筆まめで、私たち夫婦が結婚した当初より絵手紙や美しい文字で書かれた手紙を受け取っていました。
字を書くのが苦手なのを言い訳に返事も送らず、無作法を続けていた私に見切りをつけたのか、義母は孫にもせっせと手紙を送るようになり、息子と娘は義母の教えあってマメに手紙を書く習慣を得られているようです。
私も最近ようやくですが、少しずつ手紙を書けるようになりました。
大人の便箋はやっぱり鳩居堂よね、と形から入るのも悪くない。
店内にはきっと筆まめで美しい文字を書くのだろうと思われる素敵なマダム多し。
自分にはシンプルな便箋と封筒、一筆箋を購入。
文を書くのは嫌いではない、まずは丁寧に文字を書くことから始めようと思います。
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アート&カルチャー「アンテルーム京都」で宿泊
宿泊はアート&カルチャーがコンセプトの「アンテルーム京都」にしました。
地下鉄の九条駅と十条駅の真ん中くらいであまりアクセスは良くないのですが、他の人の良い口コミなどを見て泊まってみたくなりました。
最初は「ここって若い人向けのホテルかも?」と思いましたが、若い人も多いけど私世代の一人旅や夫婦も多かったです。
部屋も広くて快適ですし、何より朝食のレベルが高かった。
京都のホテルとして立地は良いとは言えないけれど、何よりスタッフの情熱を感じられるようなホテルでした。
アンテルーム京都に関してはこちらで詳しくご紹介しています。
京都府立植物園で夜桜見学
チェックインを済ませた後には夜の花見見物へ。
とにかく観光客が少なくてゆっくりみられる場所、京都で夜桜見物したことないからライトアップしてる場所などを考慮して、京都府立植物園へ行ってみました。
総面積24ヘクタールの広大な敷地内には1万2000種類もの植物があり、桜林にはしだれ桜や山桜、ソメイヨシノなど様々な種類の桜が咲き誇っています。
期間中は18時よりライトアップ開始、来園者はそこそこいましたが、京都の他の桜の見どころより全然空いていると思いました。
日本最大級という回遊式の観覧温室も無料で楽しめて、たくさんのお花を見ることができて大満足。
パイナップルやカカオ、バニラなどのスイーツ食材も実際に生育しているところが見られました。
宿泊した「アンテルーム京都」から地下鉄で1本で行けるのも便利でした。
両足院で写経体験
翌日は朝10時から両足院で写経を体験しました。
小一時間文字を書くことに集中して邪念を払いスッキリさせれば、また新しい気づきも生まれるような気がします。
疲れたら目の前にある絵画のような景色を眺めて癒される。
春の眺めもすばらしいですが、季節によってまた違う風景を見せてくれるのでしょうね。
書き上げた写経はしっかりと奉納してもらえます。
こちらでは座禅体験もできるので次回はぜひそちらも体験したいと思っています。
両足院は建仁寺の境内にあります。
少しわかりずらかったので注意してください。
こちらに両足院の行き方や写経体験を詳しくご紹介しています。
幕末維新ミュージアム「霊山歴史館」と霊山護国神社
昨年の大河ドラマ「青天を衝け」を見てから幕末の歴史に興味を持つようになりました。
以前だったらスルーしてましたが、今回はしっかりと予定に組み込んで来館。
二寧坂から小道に入ったころなんですが、あちらの賑わいはこちらには全くありません。
ここは慶応3年11月18日、海援隊士や陸援隊士らによる坂本龍馬と中岡慎太郎の葬列が通った道だそうです。
一歩一歩当時を偲びながらこの坂を上ります。
坂を登り切ってから左に歩いていくと霊山護国神社、その手前に幕末維新ミュージアム「霊山歴史館」があります。
展示物をじっくり眺めていたらあっという間に時間が過ぎます。
その後霊山護国神社を参拝しました。
志士たち1043名が眠る霊山へ、天気も良いハイキングがてら回る人が多数いました。
当たり前だけど、墓を前にすると実在の人物なんだって実感します。
別に疑ってるわけじゃないんですが。
てくてく歩きながら現在の日本を作ってくださった方々に感謝します。
旅の最後に開花堂カフェでひと休み
旅の締めくくりに開花堂カフェへ立ち寄りました。
開化堂は、明治8年創業の日本で一番古い歴史をもつ手作り茶筒の老舗ですが、その開花堂さんが始めたカフェがkaikado cafe(開花堂カフェ)です。
店内も落ち着くし、コーヒーもおいしいし、京都駅にも近いので、旅の締めくくりカフェにいかがでしょうか。
開花堂カフェの様子はこちらで詳しくご紹介しています。
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春の京都1泊2日女一人旅・まとめ
日本人観光客しかいない京都、こんな京都は久しぶりでした。
日本人ばかりですが、やはり花見シーズンはたくさんの観光客でいっぱいでした。
京都は観光地なだけにホテルのレベルも高いし、歴史もあるし、美味しいものもたくさんで何回出かけてもまた新しい発見があります。
次回は今日の町の幕末維新スポット巡りもしてみたいと思います。
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