私が一人で旅に出かけるようになったのは50歳になった年でした。
今までの旅といえば家族や友達とのツアー旅行が多く、その多くの手続きを人任せにすることもありました。
一人旅はすべてのことを自分でする必要があります。
飛行機のチケットを予約したり、旅の計画を立てたり、細かくいえばどこへ行って何を食べるのかも自分で決めなければいけない。
面倒なことは増えるけど、楽しみもまた増えるのです。
人見知りの私が一人旅で人と関わる楽しさを見つけることができた!
今回はそんな一人旅の小さな喜びについて書いてみます。
スポンサーリンク
人と関わるのが苦手な人に一人旅をおすすめする理由
人と関わるのが苦手だった
子供の頃から人見知りで初対面の人と関わるのが苦手、そんな人は私ばかりではないと思います。
旅行も誰かと行けば誰かにお任せできるけど、一人旅をすると人に関わらなければいけない場面も多くなります。
最近はすべてスマホで解決することが多いけど、直接誰かに聞かなければいけないこともあるかもしれないし、ホテルのスタッフとは直接関わることが多いわけだし。
それは面倒、というより怖いという感じ、自分でもいい歳して何が怖いんだと思いますけど。
とにかく旅行に出かける前日まではそれがすごく苦痛に感じるんです。
面倒だな、一人旅なんてやめればよかったと。
それでも人と関わりたいと思う気持ち
それでも毎回次の旅行を計画し出かけていくのは、良い思い出の一つに人と関わった旅の出来事があるからだと思います。
初めて一人で出かけたパリのメトロでは、駅のチケット自動販売機で手間取っている時に道ゆく人に教えてもらいなんとかなりました。
台湾で間違えた行き先の新幹線に乗ってしまった時、焦っている私を見て同じ車両に乗っていた青年が身振り手振りで教えてくれたこともありました。
バンコクの現地ツアーではツアー参加者が私一人だったので、ガイドさんがタイや日本のことを色々お話しすることができました。
日本でも高野山の宿坊で怖そうなスタッフが帰り際に色々お話ししてくれたことなどの出来事が思い浮かびます。
これはほんの一握りの話で、一人旅に出るとこんなちょっとした喜びがたくさん起こります。
もちろん嫌なこともあったと思うけど、不思議に思い出すのは誰かに助けてもらったり、なんでもないことを二言三言話したり人との関わりからのことばかり。
そんなことばかり思い出されるのは、きっと私は人と関わるのが嫌いではないんだなということ。
人とできるだけ関わらないようにしたいと思っている私には、一人旅は人と関わる喜びを見つけるためのものなんだなと思います。
嫌だ嫌だと思っているけど、やっぱり人との関わりは楽しいのだなと思います。
スポンサーリンク
一人旅は人と関わる機会が圧倒的に増える
一人旅はそんな人と関わることが苦手だけどやっぱり人と関わりたいと思っている人に打ってつけです。
誰かと一緒に出かける旅は楽しさを共有できるし、うまくいけば人との関わりを全てお任せできるけど、旅から帰ると少しだけ物足りなさを感じてしまう。
一人旅は旅の楽しさを誰かと共有することはできないけれど、人との関わりが苦手な私に人と関わる楽しさを見つけてくれます。
まぁそれは私にとって人生をよりよくする修行でもあるのかもしれません。
スポンサーリンク
まとめ
一人旅の楽しさは人それぞれあると思います。
人に合わせることなく自分の好きなようにしたい人だってあるだろうし、自分のことをゆっくり考えたい人もいるだろうし。
誰にとっても旅はこれからの人生をよりよくしてくれるものだと思います。
今後も細々と人生修行としての一人旅を続けていこうと思っていますのでよろしければぜひお付き合いください。
スポンサーリンク