知床観光の定番といえば、知床半島クルーズにホエールウォッチング、そして知床五湖散策。
知床クルーズで夫が船酔いしたためにホエールウォッチングは諦め、知床の自然に触れられる知床五湖散策と知床クルーズでも見たフレペの滝遊歩道へ向かいました。
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知床五湖散策ルート
初日は知床五湖散策へ。
知床五湖巡りといっても、そこまで歩く根性がない私たちは知床五湖サービスセンターをスタートとして往復1.6km(約40分)の高架木道を歩く無料のコースにしました。
地上遊歩道はヒグマの目撃があると利用できなくなる場合があるそうですよ。
これが本当の自然ですね、私たちが自然にお邪魔するという謙虚な気持ちを持たなければいけませんね。
詳しくはこちらでご確認ください。
高架木道を歩く
高架木道はベビーカーや車椅子で散策することもできるし、ヒグマに遭遇することもありません。
こんな電気柵もあって本当にヒグマが出現することがあるんだとちょっと怖くなります。
エゾジカに出会うこともあるようでちょっと楽しみにしていましたが、この高架木道では出会うことはありませんでした。
この遊歩道へ行くまでにエゾジカが草を食む姿を目撃することができました!
鹿や熊なんて動物園にしか生息しないものだと思っていましたが、北海道には普通に生息しているんですね。
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フレペの滝遊歩道
翌日はフレペの滝遊歩道へ向かいました。
知床自然センターにはTHE NORTH FACEやHELLEY HANSEN知床点があり楽しめます。
お店限定のTシャツなども購入できますよ。
知床自然センターから遊歩道へ、別名乙女の滝とも呼ばれるフレペの滝までは往復2km(約40分)です。
北海道に来てからずっと思ってたんですが、緑しかない!すごい!
名古屋近郊の田舎町出身で名古屋から出たこともない私には感激しかありません。
こちらももちろんヒグマやエゾジカに出会うこともあるらしいです。
ヒグマに出会ったら決して走って逃げたり、ましてや死んだ真似などしない方がいいと言いますが、本当に出会ったらどうしたらいいのだろう。
とにかく落ち着いて、騒がず、焦らないことが鉄則だそうです。
ヒグマは動くものに反応するので走って逃げると追っかけてくる場合があるそうです!それも時速60kmで!
そしてフレペの滝に到着です。
崖から染み出した水が乙女の涙のように流れ出す、これが乙女の涙といういわれなんですね。
海側から見るものとはまた違った風景です。
フレペの滝ではイワツバメがたくさん乱舞しています。
ここは天敵がいないらしくたくさんのイワツバメが集まってくるそうです。
クマと人が共存するために
知床自然センターの中にはクマと共存するための観光局としての注意を展示するものがいくつかありました。
まずはヒグマにエサをやらないこと、人間からのエサは麻薬と同じ、一旦味を覚えてしまうと山からヒグマが出てくるようになり観光客とトラブルにもつながり、熊を殺さなくてはいけないこともある。
クマと人、適度な距離がどちらも幸せに暮らす秘訣なんですね。
クマとの間にもソーシャルディスタンス?です。
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まとめ
知床の遊歩道を歩く、本格的なトレッキング経験がなくても、無料のコースだけ歩いても十分に楽しめました。
ですが天気の急な変化などもあるのであまりの軽装は控え、サンダルよりもトレッキングシューズやスニーカーが良いようです。
知床の大自然のほんの一部を見ただけかもしれませんが、日本はまだまだ美しい場所がたくさんあるんだなと思いました。
知床よ、ありがとう!またきっとくるからね。
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