2019年12月、「信濃國一之宮(しなののくにいちのみや)」、長野県の諏訪湖周辺に境内を持つ諏訪大社へ行ってきました。
国内にある最も古い神社の一つといわれる諏訪大社へ、ご利益をたくさんいただけそうな四社めぐりをしてきました。
そのときの様子をご紹介します。
諏訪大社基本情報
信濃の国の「信濃國一之宮(しなののくにいちのみや)」であり、諏訪湖を挟むようにして南に上社(本宮と前宮)、北に下社(春宮と秋宮)の4ヶ所から成ります。
全国に御分霊を祀る諏訪神社の総本山です。
日本最古の神社の一つに数えられ、御利益として五穀豊穣、軍神(戦いの神)が上げられます。そのため、武田信玄を始め、源頼朝、徳川家康など数々の名将が戦勝祈願をしていました。
諏訪大社
諏訪大社の4つのお宮は全て同格なのでどのお宮から参拝しても良いそうです。
今回は最初に最も参拝客も多く人気の本宮へ、その後前宮、下社の春宮、秋宮の順で四社巡りました。
上社本宮
参拝客の多くはお土産屋さんもある北参道から参拝しますが、本来のルートである東参道の鳥居から参拝します。
鳥居をくぐって布橋と呼ばれる回廊を進むのですが、その前に本宮二の御柱があります。
御柱は諏訪大社の四社それぞれに四本ずつ建てられており、四本の御柱に囲まれた場所が一番神聖な場所であるそうです。
そして本宮には神様がいる本殿がありません。
本宮のご神体は幣拝殿の後ろにある山、ということからも日本最古の神社のひとつといわれているそうです。
上社前宮
その後車で5分ほどの上社前宮へ。
本宮より参拝客も少なくずいぶん静かですが、それがまた神聖な感じです。
前宮は少し小高いところにあり、諏訪に街がよく見えます。
清らかなご神水が流れています。
上社前宮の一之御柱、ちなみに御柱の木はもみの木だそうです。
御柱といえば諏訪大社の御柱祭が有名ですが、御柱祭は7年ごと寅と申の年に行われます。
テレビなどで見る山から御柱が次々と坂を下る光景は「木落し」と呼ばれ、祭の壮観な見せ場です。
下社秋宮
車で20分ほどの秋宮へ移動、鳥居をくぐり石畳を歩いていくと、正面に出雲大社と同じ形状の大しめ縄がかかる神楽殿があります。
左回りで神楽殿の後ろに回ると、竜や鳳凰など素晴らしい彫刻が施された幣拝殿、そして下社秋宮のご神体はイチイの木です。
駐車場近くには温泉の手水舍があります。
温泉が多い諏訪地方慣れではの全国でも珍しい手水舎です。
下社春宮
最後は車で5分ほどの下社春宮へ。
こちらにも大しめ縄がかかる神楽殿があります。
秋宮とよく似た造りの幣拝殿でお参りします。
二つの幣拝殿は、同じ図面をもとに、当時の二大建築流派が腕を競い合って建てたもので、形や大きさが似ているそうです。
こちらのご神体は杉の木です。
諏訪大社の感想
諏訪へ訪れるのは30年ぶり、当時も間欠泉センターいったっけな。
諏訪大社で良いパワーをいただき、ランチに諏訪名物のうなぎをいただいて充実した休日を送ることができました。
諏訪大社四社で御朱印をいただくと、記念品がもらえるそうですよ。
興味のある方はぜひ御朱印も受けてくださいね。
この記事が皆さまのお役に立てば嬉しいです。
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