旅の目的の一つであったフィギュア観戦、その原動力となった羽生結弦選手がもう競技会には出ないと表明した。
羽生選手の演技が観戦できなくなるのは本当に寂しい。
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スポーツ観戦のきっかけ
そそもそも私がスポーツ観戦に目覚めたのは、羽生選手の演技を生で観戦したいと思ったから。
チケットは争奪戦ではあったけど、一番最初に観戦チケットをゲットできたのは、2016年のNHK杯グランプリシリーズで札幌へ。
ショートプログラムのみの観戦ではありましたが、演技が始まるまでの静寂の中の緊張感、演技中のジャンプや氷の上を滑る音、演技終了後の会場の一体感など、テレビ観戦とは違った臨場感に私は夢中になってしまいました。
スポーツは生で観戦するのが絶対に楽しい。(スポーツだけに限りませんが。)
この観戦で初めての北海道旅行も楽しみ、スポーツ遠征観戦の魅力を知ってしまった。
羽生選手を追っかけてフィンランドまで
その後もチケット応募するものの羽生選手の人気は衰え知らずで国内では争奪戦状態で、日本がダメなら海外へ!2017年のフィンランドヘルシンキでの世界選手権まで出かけてしまいました。
通し券の観戦ツアーに参加したため、期間中のすべての競技や、選手の練習も見ることができて本当に大満足のツアーだった。
選手の練習時間は早朝から始まるので、ホテルから送迎バスが出る観戦ツアーは本当に助かった。
早朝5時過ぎにホテルエントランス集合、競技終了後ホテル到着は10時過ぎという具合で連日かなりハードなスケジュールであったけれど。
日中はずっと会場で過ごして、時間があればヘルシンキまで電車で向かって観光したり、とにかく海外旅行も楽しめてフィギュア観戦もできて最高の旅だった。
フィンランドという国は特に思い入れがあるわけではなかったのですが、女性に人気の観光地で「マリメッコ」や「ムーミン」で人気のある国です。
3月末のヘルシンキはまだまだ真冬の寒さでしたが、市内をトラムでまわったり、カフェでシナモンロールを食べたり、映画「かもめ食堂」のロケ地のカフェにも出かけたり、楽しかったなぁ。
羽生結弦選手についてはショート5位からの逆転優勝っていうのもドラマティックな旅の締めくくりとなりました。
あのフリーの「ホープ&レガシー」の演技は私の中では一番の演技です。
このツアーは娘と一緒だったのですが娘は今だに、フィンランドの観戦ツアーに行けて本当に良かったねと言ってる。
もちろん私も迷わず決断できたことに感謝してます。
我慢のコロナ期
平昌オリンピック後、羽生選手の人気は本当にすごいものとなって、チケット争奪戦は激しくなるばかりでしたが、それでも何回か観戦することができました。
さらに上を目指す羽生選手は怪我も増え、チケットは入手できても欠場するということも増えていき、そんな最中にコロナウィルスによるパンデミックが起きてしまったんですよね。
主要な大会の多くは中止や無観客開催という時期が続き、演技後のプーさんシャワーも見れなくなってしまいました。
北京オリンピックこそは現地開催もと考えていたけれど、それも夢と散ってしまったなぁ。
最後に観戦したのは昨年末の全日本選手権、ショートプログラムだけだったけど、これが彼の演技を見る最後となってしまった。
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羽生選手のプロ転向による今後
北京オリンピック後はいよいよ羽生選手も引退かとヤキモキしていたところ、もう少しだけ現役を続行してくれる様子で安心していた。
コロナも少しづつ落ち着きを見せ始め、グランプリシリーズ、全日本選手権、さいたま開催の世界選手権は絶対に観戦したいと思っていたのだけれど。
平昌オリンピック後からいつかその日はやってくると覚悟はしてはいたのに、現実となった今この喪失感に自分自身びっくりしてます。
しばらくは撮りためた彼の演技の大量の録画を観る日が続くんだと思う。
もうボロボロになってまで戦わなくてもいいと思う、彼はきっと戦うことが好きなのだと思うけれど。
戦う男、羽生結弦が好きで、アイスショーにはあんまり興味がなかったのだけれど、決意表明会見を見てプロアスリートとしてのアイスショーでの彼の滑りも見たくなった。
今後はアイスショーを遠征観戦したいと思う。
羽生結弦選手、今後も心から応援しています。
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