こんにちは。
ここ最近は家族との旅行が増えてひとり旅ができていませんでした。
ひとり旅って出かけるまでが腰が重い、出かけてしまえばひとり自由で快適な時間が待っている。
久しぶりのひとり旅、リハビリ兼ねて日帰り大垣旅を計画しました。
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目次
名古屋から約30分!思いったったらすぐ行ける大垣
大垣は車では何度か出かけたことがありますが電車利用は初めて、名古屋駅からJRを利用して約30分です。
30分という乗車時間はあっという間でもありちょっとした電車旅気分も味わえるちょうど良い時間です。
名古屋駅から岐阜までは行ったことがあるけれど、その先は行ったことがない。
岐阜駅を過ぎるとそこからは各駅停車で3駅め、ちょっと懐かしい風景も見られたりしてつかのまの電車旅を満喫しました。
大垣は城下町
大垣市は、岐阜県の西部に位置しており、人口約16万人の岐阜県第2位の都市です。
大垣は水の都とも呼ばれますが、それはこの地方が豊富な自噴水に恵まれているからだそうです。
街を歩けばいたるところに地下水が湧き出ており、市民の憩いの場となっています。
こちらは市内に24ある湧き水スポットのひとつ、大手いこ井の泉。
ペットボトルに水を詰め込んでいかれる姿も見かけました。
湧き水スポットは市民には欠かせない憩いの場となっているんですね。
大垣名物!金蝶園さんの水饅頭
かつてはこの豊富な水を使った繊維産業が盛んでしたが、現在は食品製造などに製造業の主力が移っているそうです。
その食品産業の一つが大垣名物水まんじゅう。
水まんじゅうは明治時代の初めに生まれ、冷たい地下水に漬けて冷やすよう葛に水に強いわらび粉を混ぜて作っているそうです。
せっかくなのでお店で水まんじゅうをいただきました。
氷と一緒に器に盛られ、この氷と一緒におまんじゅうを食べるそうです。
つるんとした喉越しのおまんじゅうとしゃりしゃりの氷ですごくおいしい!
画像左にちょこっと写っているのは金蝶園名物の金蝶園饅頭、独特の製法による酒元種で包んだ岐阜の代表銘菓だそうです。
こちらは機械包みでは出せない風合いを残す為、職人さんが一つ一つ丁寧に包んでいるそうです。
ふんわりとした薄皮に餡が包み込まれた金蝶園饅頭は程よい甘さですごくおいしかったです。
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水の都大垣のたらい舟
大垣駅から水門川に向かって歩いていくと、橋の上からたらい舟の発着場が見えてきます。
4〜5月のGW期間に楕円形のたらい舟に乗って水門川を下るイベントが開催されます。
このたらい舟川下りは、関ケ原合戦の際に、石田三成に仕えた山田去歴(きょれき)の娘「おあん」が、たらいに乗って、落城する大垣城から抜け出したという話からきているそうです。
一つのたらいの定員は2名、所要時間30分ほどで奥の細道結びの地記念館あたりまで下っていくそうです。
川沿いの深緑を眺めながらの川下りは観光気分満点ですね。
水門川を進んで大垣城までやってきました。
せっかくだから天守閣にも登ってみます。
関ケ原の戦いでは、西軍・石田三成の本拠地となり、昭和11年(1936)に国宝に指定されましたが戦火で焼失、昭和34年に再建されました。
城内では関ヶ原の合戦に関する展示などがあり、歴史好きな人はすごく楽しめると思います。
大垣城
入場料:郷土館と共通券 200円
郷土館・守屋多々志美術館・奥の細道むすびの地記念館と共通券 600円
※18歳未満無料
※市内在住65歳以上無料
開館時間:9時〜17時(最終入場時間16時半)
休館日:火曜日(その日が祝日にあたるときは、その翌日)
祝日の翌日(その日が日曜日または火曜日にあたるときは、その翌日とし、その日が月曜日
または土曜日にあたるときは、その翌々日)
年末年始(12月29日から1月3日)
松尾芭蕉「奥の細道」むすびの地
大垣城を後にして大垣市役所方面へ歩き、水門川沿いを歩いてみました。
かつて水門川は大垣城の外堀だったそうです。
途中にかわいらしいお店を発見しました。
ます工房「ますや」さん、なんでも大垣市は枡の生産量全国シェア80%なんですって。
小さな店内には定番の四角い枡の他にも、三角形の形をしたお猪口やコースターなどいろいろな商品がありました。
大垣城がプリントされた小さな四角い枡をお土産に購入、これも旅の楽しみの一つですね。
さらに川沿いを歩いていくと四季の広場へ到着。
連休中の午後は観光客が多かったですが、平日は市民の憩いの場になっているようです。
桜が咲く4月上旬に行われる「奥の細道むすびの地 大垣 春の芭蕉祭」では水門川舟下りを楽しむことができるそうですよ。
元禄2年(1689)の秋、俳人・松尾芭蕉は約5か月の「奥の細道」の旅をここ大垣で終えたそうです。
そして最後の句「蛤のふたみにわかれ行く秋そ」と詠んで桑名へ船で下ったそうです。
四季の広場をさらに進むと奥の細道むすびの地記念館が見えてきます。
建物内には簡単なカフェもあるのでこちらで休憩してもいいですね。
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大垣プチトリップまとめ
大垣駅からゆっくり見てまわって奥の細道むすびの地記念館まで約2時間、その後来た道をまたゆっくり駅に戻りました。
名古屋から電車で30分ほどの大垣は日帰りで十分楽しめました。
名古屋から日帰り旅大垣、おすすめです。
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