先日愛知県奥三河の乳岩峡へ行ってきました。
帰りに立ち寄ったお店で食べた五平餅がとてもおいしかった。
五平餅って岐阜の名物と思っていましたが、愛知県でも食べられるんですね。
でも岐阜で食べた五平餅の形と愛知で食べた五平餅は形が違ったような気がします。
五平餅って地域によって形が違うみたいなんです。
今回はそのことについて調べてみました。
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目次
全域に「わらじ型」が分布し、岐阜〜長野の宿場町周辺は「だんご型」が見られる
結論から言うと、全域に「わらじ型」が分布し、岐阜〜長野の宿場町周辺は「だんご型」が見られるそうです。
私が知っている五平餅は「わらじ型」、これは一般的な形だったんですね。
以前に馬籠宿で五平餅を食べた時はだんご型で、こんな形もあるのだと思っていましたが、納得しました。
五平餅の由来や歴史
愛知といっても特によく食べられるのは、愛知県でも奥三河地域、長野県の木曽、伊那地域、岐阜の飛騨地域など、中部地方の山間部発祥の郷土料理だそうです。確かにこの地域は3県にまたがっています。
五平もちの名前の由来は、山の神様に米をつぶして作った餅状のものをお供えし、その後おさがりとして焼いて食べたものが五平餅になったと言う説、林業の人の携帯食や保存食という説、五平さんとういう人が考案したなど諸説あるようです。
「炊き上がったうるち米を潰して棒や串に貼り付けて焼く」と言う作り方はにはそんなに変わりありませんが、形状や味付けは少しづつ違ってくるようです。
愛知県は味噌ダレが基本
※ホームページよりお借りしました。
愛知県は味噌文化だからなのか、基本は味噌ダレで、味噌に砂糖や酒を混ぜたものをつけて焼き上げます。
私が先日湯谷温泉外で食べた五平餅もシンプルな味噌ダレで焼き上げた五平餅でした。
こんがり焼けた味噌が香ばしく、とてもおいしい五平餅でした。
岐阜、長野県はゴマだれ、クルミだれもあり
岐阜の馬籠宿〜長野の妻籠宿辺りでは、醤油ベースにゴマやクルミなどを練って作った甘辛いものが主流だそうです。
また、南信州ではクルミだれ、甘い信州味噌を使ったネギ味噌だれのものもあるそうです。
こちらは馬籠宿で食べた五平餅、串にだんご3つが基本だそうですが、馬籠宿では串にだんご2つのお店が多いそうです。
「だんご型」のものは食べやすいのもいいところです。
地域によって違うのが興味深いですよね。
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五平餅の地域による型の違いまとめ
中部地方では馴染みのある五平餅、私の知っている五平餅は「わらじ型」でしたが、地域によって違いがあることがわかりました。
基本的には、愛知県でも奥三河地域、長野県の木曽、伊那地域、岐阜の飛騨地域など全域に「わらじ型」が分布し、岐阜〜長野の宿場町周辺は「だんご型」が見られるそうです。
その地域で昔から食べられていた食べ物を知ることはおもしろい、旅をして気になった食べ物のことは今後も調べてみようと思います。
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