秋の行楽にぴったりの日帰り旅行、名古屋から約1時間の滋賀県を巡ってきました。滋賀県といえば琵琶湖くらいしか思いつきませんでしたが(失礼しました)秋の絶景を楽しめるスポットが数多くありました。
今回は湖東三山の金剛輪寺を訪れた時のことを書きます。
湖東三山とは?
滋賀県の湖東地域にある西明寺・金剛輪寺・百済寺の三つの天台宗寺院の総称で琵琶湖の東側に位置し、日本の紅葉名所百選にも選ばれている紅葉の名所です。
秋の紅葉に季節にはぜひ訪れてもらいたいスポットです。
金剛輪寺の基本情報
奈良時代中期に閉山された天台宗の寺院。鎌倉時代に建立された本堂が国宝に指定されるほか、重要文化財の三重塔、二大門などの見所もたくさんあります。
春は新緑、夏は紫陽花が咲き乱れ、秋の「血染めの紅葉」などが広く知られ、たくさんの人が訪れます。
金剛輪寺のアクセス
ETC車の場合、湖東三山スマートインターチェンジを出て約3分。
2019年11月16日(土)〜11月24日(日)はJR彦根駅より紅葉シャトルバスが運行されるそうです。詳しくは湖東三山観光振興連絡会のウェブサイトをご覧ください。
境内の様子
名勝庭園
拝観料一人600円を支払い、緩やかな階段を登ってまずは名勝庭園を見学します。紅葉はまだ少し色付き始め(2019年11月10日)ですが、美しいお庭が楽しめます。
あと2週間ほどすると、晩秋の真紅に染まる「血染めの紅葉」が見られるそうです。その時期は観光に訪れる人もピークに達するのだそうです。
千体地蔵
庭園を出てさらに階段を上ると、本堂に続く参道沿いにずらりとお地蔵様が並びます。「千体地蔵」とも呼ばれるお地蔵様、その数なんと2000体超!1体1体模様の違う前掛けをされています。
風が吹くと添えられた風車が一斉に回りだす光景は圧巻です。
本堂
階段を登りきると重要文化財の二大門が現れます。室町時代中期に建立されたそうです。
国宝の本堂は「大悲閣」と呼ばれ、重要文化財の仏像が多数安置されています。
2019年11月1日〜12月8日まで、日本最古の大黒天が特別公開中です。大黒天といえば金運の神様です。その公開時期に合わせて訪れることができたなんて、私ってなんて強運なんでしょう!
ぜひこの時期にご参拝されることをお勧めします!
金剛輪寺を訪れた感想
金剛輪寺は拝観終了間際に訪れてしまい、ゆっくりと観ることが出来ませんでしたが、お庭も本堂も、少し色づいた紅葉も全てが美しい景色でした。
フランス大好きな私が、改めて心から、日本って美しい、日本人ということに誇りが持てると思える時間でした。
次回はもっとゆっくりと境内を観て歩きたいです。
紅葉の時期(11月中旬〜下旬)は大変混み合うようなので午前中に行かれることをお勧めします。
この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。
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