こんにちは。
シェラトン宮崎に宿泊時に、ホテル内にある一日6席限定の人気の牛割烹料理店「うしのみや」へいってきました。
牛料理や野菜、スープ、デザートなど全15品で18000円(税サ込み)の究極の肉旅をご紹介します。
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目次
ビーフアトリエうしのみや宮崎本店
シェラトン宮崎1階、宮崎牛を多彩なアレンジで提供してくれる「ビーフアトリエ うしのみや宮崎本店」は九州・熊本出身の放送作家小山薫堂氏がプロデュースしているお店です。
なんと、小山さんはくまモンの生みの親なんだそうです。
一日限定6席で1回転のみの予約困難な人気店で、シェラトン宮崎宿泊者は3ヶ月前から、それ以外は1ヶ月前から予約可能だそうです。
予約したのは1ヶ月前で残り1組(2席)をなんとかゲットできました。
究極の牛割烹コース(18000円)
お店へ向かうと入り口でシェフが出迎えてください、まずは別室に通されます。
私たちと同年代か少し上くらいのご夫婦が二組すでに到着していました。
予約者が全員揃ったところでカウンターに案内され、まずはシェフの挨拶から始まります。
牛の形に折られたナプキンがおもしろいですね、鼻輪は箸置きに使用します。
着席すると初めに本日の料理に使われる食材の説明があります。
これで6人前なのでそれほど多い量ではありませんが、どんなふうに料理されるのかとても楽しみです。
さて、これから夢のような肉の旅が始まります。
序章 肉旅への1杯 旬菜青汁
肉旅に入る前にまずは旬の野菜を使った青汁をいただきます。
華麗なる肉料理をいただく前にお口の中を整えておく感じでしょうか。
ぐびっとおいしくいただきながら期待感で胸が高まります。
肉初め
続いては牛肉の中でも最上級の部位のシャトーブリアン、そもそもシャトーブリアンとは細長い形をしたヒレ肉の中央部分の最も肉質が良い部位のことを言います。
牛1頭からわずか600g程度しか取れない究極の希少部位なんです。
華麗な手つきでシェフが焼くシャトーブリアン、焼き加減も重要ですね。
そしてシェフの焼いたお肉の6分の1をいただきます!
シャトーブリアンは超高価部位だから一人分はこれだけですが、一口食べるととても柔らかくてきめも細かく、お肉を食べる幸せを感じます。
ゴルフの大会で訪れたタイガー・ウッズがこの宮崎牛のシャトーブリアンを気に入って食べたお話など、宮崎はゴルフや野球の選手が多く訪れるのでその選手の話などをおもしろおかしく話してくれます。
牛八寸
続いての料理はロース巻きの炙りとブリニーサワークリームに乗った宮崎キャビア。
一口でパクリ、まだまだ序の口なのでどんどんお腹に入る入る、お腹が空いて期待値マックスです。
牛八寸のもう1品は友三角の出汁しゃぶと佐土原ナス。
宮崎の伝統野菜の佐土原ナスは、昔は宮崎県佐土原町を中心に栽培されていましたが、病気に弱く栽培が難しいということで一度は誰も作らなくなったそうですが、見事に復活を果たした幻のナスです。
友三角は牛の部位としてはもも肉にあたるところで、牛1頭あたり2〜3キロしか取れない希少部位だそうです。
出汁をたっぷり吸ったナスとお肉を一緒に食べるとジュワッとお出汁が染みておいしい。
器の右上に添えられているのは、国産の無農薬唐辛子と麹で作られている宮崎のとうがらしのおざき屋さんの柚子胡椒。
他の柚子胡椒より辛味は強いのですが旨みもあって食べやすい。
ホテルのB1階のショップで販売されているのでお土産に購入しました。
生野菜
箸休め的な新鮮野菜のサラダ。
こだわりの塩やオイルでおいしくいただきました。
一の肉
続いては炭火で牛タンを焼きます。
よく見る薄い牛タンではなくてすごく分厚い牛タン、それを炭火で焼いたものをいただきます。
分厚い〜、こんな厚みのある牛タン初めて。
牛タンは厚くても薄くてもおいしいですね。
二の肉
こちらのハラミねぎまも牛タンを焼いた炭火で焼いたものです。
ハラミとねぎとを一口で食べると肉汁がジュワッと溢れておいしいですね。
三の肉
次の1品は宮崎牛と牛タンの塩ハンバーグ。
宮崎牛や塩タンの切れ端を包丁で叩いてミンチにして小さなハンバーグを作ります。
味付けは塩のみ、それをホテルのベーカリーに特注した小さなバンズで挟んだミニハンバーグ。
高さ約7〜8センチのミニハンバーグ、これもなんだかおもしろい。
パンを特注するというところに食へのこだわりを感じますね。
四の肉
四つめのお肉の前にまたまた箸休め的な焼きしいたけ、軽く塩をふってひっくり返さずに焼きます。
味は肉厚でジューシーです。
水出しのほうじ茶、お茶の銘柄は忘れてしまいましたが地元さんの希少なお茶だったと思う。
こちらでお口をさっぱりとさせます。
生まれも育ちも純粋な宮崎県の西之原牧場の中西プレミアム牛、こちらも炭火で焼いて竹炭塩をふっていただきます。
椀物
名物の宮崎牛のスネ肉からとったコンソメスープ。
2日間で14〜15時間煮込んで作った透き通るコンソメスープは深い味わいです。
五の肉
続いては牛タンの赤ワイン煮込み、一口サイズですがバゲットと一緒にいただくと十分な満足感があります。
焼き野菜
焼き野菜、こちらはかぼちゃですね。
鉄板で焼いたホクホクのカボチャをいただきます。
六の肉
こちらは宮崎牛を大葉で巻いて揚げた天麩羅を塩でいただきます。
おいしい牛肉はどう調理したっておいしいですね。
七の肉
続いてはタジン鍋が登場、具材を入れて少々煮込みます。
温泉卵と一緒にいただく牛すき焼き、甘辛の味は馴染みやすい味ですね、白いご飯が欲しくなります。
ご飯物
こなますとは宮崎県の郷土料理で、カツオを3枚におろして炙ったものを細かく刻み、塩とご飯を合わせてこねるようにしっかり混ぜ、丸い形にして表面を焦がしたものだそうで、そのこなますをアレンジして牛テールと合わせ、最後に牛テールスープをかけてお茶漬け風にしていただきます。
普通のご飯ものではなくちょっと変わっていておもしろいですね。
水菓子
デザートはココナッツミルクに甘味を合わせて凍らせてものを削ったようなココナッツ氷と季節のフルーツ。
ココナッツ氷はココナッツミルクのかき氷みたいな味わいですね。
ふわふわしておいしかったです。
コーヒーか紅茶をいただいてフィニッシュです。
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ビーフアトリエうしのみや感想
ビーフアトリエうしのみやは2021年に東京にもオープンしています。
東京でのコースは28000円〜なので、それを考えると宮崎本店はお得な気がしてきます。
味、量、サービスも満足のいくもので、たまの贅沢な気分を味わうことができました。
旦那さまに感謝です。
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