思いつきの熊野古道散策を体験して早3ヶ月。
前回の熊野古道の様子はこちらからどうぞ。
今回はしっかりと名古屋から熊野古道1泊2日の旅計画を練り上げました。
初心者向けのモデルコースを利用して熊野古道を歩いてきました。
今回は名古屋から1泊2日モデルコースを利用して熊野古道を歩いた様子を時間を追ってご紹介します。
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名古屋から熊野古道1泊2日モデルコース
今回歩いた熊野古道1泊2日モデルコースをご紹介します。
【1日目】
熊野本宮大社
↓バス20分
発心門王子
↓2時間半
熊野本宮大社
【2日目】
大門坂駐車場
↓40分
熊野那智大社
↓20分
那智大滝
↓バス5分
大門坂駐車場
勝浦温泉「ホテル浦島」へ宿泊、2日目は熊野速玉大社、速玉神社の摂社の神倉神社へも参拝しました。
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1日目発心門王子から熊野本宮大社
それでは名古屋から時間を追っての詳細をご紹介します。
1日目は熊野本宮大社に車を駐車してバスで発心門王子へ向かい、そこから駐車場まで戻るルートです。
AM5:00名古屋発熊野本宮大社へ
当日は時間に余裕を持って早朝5:00に名古屋の自宅を出ました。
東名阪自動車道、伊勢自動車道、紀勢自動車道、熊野尾鷲道路を利用し熊野大泊ICで降ります。
国道42号を南下して熊野本宮大社へ向かいます。
途中で丸山千枚田へ立ち寄りました。
11月初旬は紅葉も少しづつ始まって美しい山の彩りを見ることができます。
途中1度休憩して約3時間30分で到着、早朝で車が少ないのも幸いでした。
AM8:40熊野本宮館駐車場到着
車は熊野本宮館駐車場(無料)へ駐車しました。
発心門王子へのバス停は目の前なので便利です。
こちらが満車だった場合は、「瑞鳳殿」の駐車場も無料で止められます。
AM9:20発のバスで発心門王子へ
バス停から発心門王子へ、本数が少ないので事前に確認しておきましょう。
熊野本宮会館前にはガイドマップやスタンプカードなどがありますので立ち寄ってみてください。(会館時間9:00〜17:00)
私たちは9:20発のバスで発心門王子へ向かいました。
バス料金は片道470円です。(交通系電子マネーは使用できませんので小銭の用意をしておくことをおすすめします。両替機はバス内にあります。)
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AM9:46発心門王子(ほっしんもんおうじ)スタート
発心門王子バス停は実際の発心門王子の少し手前にあります。
このまま本宮大社に向かっても良いのだけれど、せっかくなので5分ほど歩いて発心門王子へ向かいます。
今日は何かお祭りごとがあるのか地元の方が集まっていました。
「王子」というのは熊野の御子神を祀る社の呼び名だそうです。
この発心門王子から熊野本宮大社を含む熊野古道中辺路には特に多くの王子が設けられ、参詣者はひとつひとつ巡拝しながら熊野三山を目指したそうです。
それではここから熊野本宮大社を目指します!
AM10:14水呑王子(みずのみおうじ)着
先ほどの発心門王子のバス停を通り抜けて最初に水呑王子を目指します。
ここから水呑王子までは平坦な舗装道が続くのでハイキング気分で楽しめました。
八咫烏は、神武東征の際に熊野国から大和国への道案内をしたとされるカラスで、熊野本宮大社の至る所で見かけます。
天気も良くて最高に気持ちが良い、この辺りはまだまだ余裕の足取りです。
歯が痛いお地蔵さんなのか、それとも歯痛が治るお地蔵さんなのか。
水呑王子でトイレ休憩。
山のトイレは暗くて汚くて臭いイメージですが、こちらのバイオトイレはとてもきれいで匂いもありません。
気持ちよく使えて感謝です。
しばらく歩くとイラスト入りの看板が出てきます。
この辺りで半分くらい歩いたのでしょうか。
中央の富士山のような山が百前森山です。
その形から三里富士とも呼ばれています。
確かに富士山のような形ですね。
AM10:49伏拝王子(ふしおがみおうじ)着
伏拝王子に到着して休憩所の前の石階段を上ると伏拝王子跡があります。
見晴らしも良いのでちょっと休憩。
こちらを過ぎると少しづつ山道に入っていきます。
寒いかもと心配しましたが、日中は23℃くらいまで気温が上がり汗ばむほどの陽気でした。(2021.11.3)
AM11:14三軒茶屋跡着
三軒茶屋跡に到着です!
こちらにもバイオトイレあります。
前回は雨の中、熊野本宮大社からこちらまで歩きました。
熊野本宮大社からは上りが多くて大変でしたが、発心門王子からは比較的平坦な道のりでこの後は下り坂になり余裕で歩けそう!
三元茶屋からはシダが生い茂る森が続き、よく熊野古道のパンフレットで見かけるような石畳が出現します。
森の木々の隙間から漏れる日差しがとても心地よい。
ああ、なんと気持ちよく歩けることか。
途中の「ちょっと寄り道」の看板、前回は雨も降るしスルーしましたが、今回は寄り道してみました。
道を進んでいくと見晴台があります。
小さくてわかりにくいので拡大した画像を載せます。
大斎原(おおゆのはら)の大鳥居が見える絶景が!
ぜひ立ち寄ってみてください。
見晴台から15分ほど歩くといよいよ本宮大社が近づいてきます。
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PM0:59祓殿王子跡(はらいどおうじあと)着
こちらに到着したら熊野本宮大社はもう目の前です。
PM0:07熊野本宮大社本殿着
熊野本宮大社へ入ると参拝客で賑やかになってきますね。
本殿でお参りしました。
参拝を済ませ駐車場に戻って終了、するのはもったいないです。
熊野本宮末社の産田社と以前に大社があった大斎原へ参拝します。
産田社(熊野本宮大社末社)〜大斎原へ
大鳥居の前の国道を渡り、産田社へ向かいます。
真直ぐ進むと産田社へ。
御祭神は伊邪那美命(イザナミノミコト)で、女性の守り神だそうです。
その跡に大きな鳥居が目印の大斎原へ。
近くへ行くと迫力満点です。
1889年の熊野川の大洪水によって建造物が倒壊し、現在の場所へ移転されたのですね。
現在こちらは神聖なパワースポットとなっているようです。
参拝の方法が熊野本宮大社のHPに乗っていますので参考にしてください。
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ランチは美味しい鰻屋さんへ
参拝後は周辺でランチをしました。
熊野本宮大社周辺にはいくつかの飲食店があります。
うなぎ料理の鹿六さんへ行ってみました。
夫婦で糖質制限中なのでご飯は半分こ、その他にう巻きとうなぎの蒲焼を注文しました。
う巻きがふっくらしてとても美味しかったです。
HPから予約できます。
住所 | 和歌山県田辺市本宮町本宮251-1 |
定休日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日) |
公式HP | https://unagi-shikaroku.jp |
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名古屋から熊野古道1泊2日モデルコース【1日目】まとめ
3ヶ月前に無計画で出かけた熊野古道、無計画だからやっぱり心残り。
今回はモデルコース、バスの時刻表などをしっかりと調べてリベンジしました。
さすが初心者向けモデルコース、平坦な道や下り坂が多く、初心者の私たち夫婦も楽しく歩くことができました。
本当に楽しかったので、次回はもう少しハードなコースにもチャレンジしてみたい。
またご報告しますね。
2日目の様子は次回に続きます。
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