こんにちは。
外国人観光客がいない静かな京都、それでもコロナの収束とともに観光客は増えてきてはいます。
4月に引き続き5月も1泊2日の京都一人旅を楽しんできました。
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目次
5月のおひとりさま京都1泊2日
今回の京都旅行のメインは、京都国立近代美術館で「鏑木清方展」観覧と朝食が人気の「ザレインホテル京都」での宿泊です。
その他は気ままにその場の思いつきで行動しました。
最近は前日の疲れがとれない日が多いので、翌日の予定は決めずにいました。
疲れていたら帰ればいいし、回復したらどこかに行こう。
これくらいのアバウトさが心地よい50代です。
京都国立近代美術館で「鏑木清方展」観覧
京都について伊勢丹のメゾンカイザーで軽く昼食をとり、現在京都国立近代美術館で開催中の「鏑木清方展」を観覧してきました。
ある雑誌の特集で初めて美人画の存在を知った鏑木清方。
鏑木清方とは、明治から昭和にかけての近代日本画家です。
挿絵画家から始まり日本画家になって多くの美人画や、明治の風俗画を残しています。
今年は没後50年という節目の年で、東京と京都で「鏑木清方展」が開催されます。(東京は2022年5月8日終了)
油絵とは違う繊細な日本画に無性に惹かれるものがあり、色っぽい眼差しでこちらを見つめる美人画さんたちにどハマりしてしまいました。
先日テレビでも鏑木清方の特集番組を放送していたのですが、その時に鏑木画伯が「明治の時代の風情というものは本当に素晴らしかった。」と
語っておられました。
古い写真や絵画の中でしかわからない明治時代、そんなことも考えながら楽しく観覧してきました。
詩仙堂丈山寺で庭園を眺めてくつろぐ
美術館観覧後には、そこからバスで30分ほどの詩仙堂へ行ってみました。
一乗寺下り松町のバス停からは7〜8分ほどです。
詩仙堂は江戸時代の文人であった石川丈山がつくった山荘だそうです。
詩仙堂の名の由来は、36人の詩仙(中国の詩人)の絵を部屋に飾ったことから来るそうです。
吹きぬける風にまどろみながら、しばらく新録が美しい庭園を眺めてくつろいでいました。
庭園には四季折々の花が咲き、5月下旬にはサツキ、11月下旬にはもみじ等の紅葉も楽しめるそうです。
庭に出て四季折々の風景を楽しむこともできます。
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ディナーを兼ねて京都で人気のデザートコース店へ
詩仙堂を後に手ホテルでチェックインを済ませ、予約したデザートコースのお店へ向かいます。
最先端のスイーツやパンのお店が集まる街、京都。
京都では「アシェットデセール」をコース仕立てで楽しめるお店が増えてきているのだそうです。
「アシェットデセール」とは、フランス料理などのコースで出される美しくお皿に守られたスイーツのことなんです。
甘いものばかりそんなに食べられるのか?という不安もありましたが、今回はデザート2品から楽しめるWINE&SWEETS西洋茶屋山本さんを予約しておきました。
こちらはカウンター6席の小さなお店ですが、ワインとスイーツのペアリングも楽しめて、もちろんスイーツ好きが集まるので京都の美味しいスイーツ情報を聞けたりと楽しい夜を過ごせました。
スイーツはもちろんどれもおいしいですよ。
WINE&SWEETS西洋茶屋山本のデザートコースはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
【京都スイーツ】西洋茶屋山本さんでデザートスイーツコース体験!
アクセス:JR嵯峨野線「梅小路京都西駅」より徒歩2分
営業時間:13:00〜15:00〜 18:00 〜完全予約制 各90分制
電話番号:080-7744-0631
定休日:水曜日、木曜日(臨時)※お店に確認してください。
宿泊は朝食が人気の「ザレインホテル京都」
今回の宿泊は朝食がおいしいと噂の「ザレインホテル京都」を予約しました。
地下鉄十条駅から6分ほどとアクセスはそれほど良くないんですが、朝食付きのスタンダードダブルの部屋で5000円台で宿泊できたのでかなり満足です。
お待ちかねの朝食タイム、デンマークの伝統料理スモーブロー(オープンサンドのこと)がメインで、サラダやヨーグルト、焼きたてパンなどがビュッフェ形式でいただけます。
スモーブローって何?と思ったらオープンサンドのことなんですね。
薄焼きしたライ麦パンにバターを塗り、肉類や魚介類、野菜をのせたものや、フルーツやクリームをのせたデザート風のスモーブローが4種類ほど並びます。
こちらのスモーブローは全種類食べることもできるんですよ。
その他にも毎朝焼き上げる焼きたてのパンや、ガラス容器WECKに入った数十種類のサイドディッシュなど美味しそうなものがずらりと並んでいます。
ここは北欧?いやいや京都の街中です。
前日の疲れが残っていてチェックアウトしたらすぐに帰ろうと思っていましたが、この朝食で復活し、その後鞍馬山まで行ってしまいました。
「ザレインホテル京都」の朝食や宿泊した様子についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
【ザレインホテル京都宿泊記】朝食がうわさ通りに大満足でした!
鞍馬山へハイキング
おいしい朝食で体力も回復し、鞍馬山までハイキング。
前々回の宿坊体験の時に出かけた貴船神社と同じく出町柳駅から比叡電車で鞍馬まで向かいました。
電車で約30分ほどです。
週末で天気も良かったので、たくさんの人が鞍馬へ向かうようでした。
ご存知だとは思いますが、鞍馬山は牛若丸(源義経)が幼少時に修行したと伝えられる場所です。
それくらいは理解していたけれど、思いつきで出かけたのでいろいろ後悔したことも多数あります。
愛山費300円を納めて仁王門をくぐります。
本殿金堂まではケーブルカールートと徒歩ルートがありますが、ここは迷わずケーブルカールートで。
ケーブルカーは運賃としてではなく、鞍馬山内の堂舎維持に協力させていただく意味で200円を寄進します。
ケーブルカー山門駅普明殿から本殿金堂までは数分で到着です。
本殿金堂の前で、手を広げて写真を撮る人が多数いたので何だろうなと思ってました。
帰って調べてみたら、本殿金堂の前に広がる石床が最強のパワースポット、「金剛床(こんごうしょう)」だそうで、この六芒星の中心に立って両手を大きく広げ空を仰ぐと人間が宇宙と一体化し、願いが叶うと言われているそうです。
真ん中に6角形がありますよね、その中心に立って天を仰ぐのだそうです。
ああ、ちゃんと調べてから行けば良かった。
その他にもまだまだ後悔ポイントがいくつか、せっかく大河ドラマを見てるのに、義経公供養塔や義経堂を全てすっ飛ばしてきてしまうという有様でした。
それでも新緑の美しい鞍馬山を気持ちよく歩いてくることができました。
アクセス:比叡電鉄「出町柳駅」乗車「鞍馬駅」下車
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5月のおひとりさま京都1泊2日まとめ
観光客でごった返す京都は私にとって「遠い街」でした。
ここ数年は改めて京都の良さ、日本の良さを感じることができました。
ああ、あの激混みの京都にはもう行けない、ホテルの料金が値上げされる前にもう数回京都へ行っておきたいな。
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