こんにちは。
昨年の真冬の稚内へ旅した時、次に来るときは礼文島・利尻島を観光したいねと夫婦で話していました。
今年夏に無事礼文島観光を決行しました。
今回は初めての礼文島観光の様子をご紹介します。
スポンサーリンク
稚内からフェリーで礼文島へ
今回の旅の日程は、稚内で1泊したのちに早朝に礼文島へわたり、定期観光バスで観光したのちにランチでウニ丼を食べてフェリーで稚内に戻るというコースです。
1日で2島巡りもできますが、今回は無理せず礼文島観光のみにしました。
今回は利尻島には渡りませんでしたが、ところで皆さん、「白い恋人」に描かれている山は利尻島にある利尻岳だということをご存知でしたか?
利尻岳は利尻島の中央に位置し、日本百名山にも選ばれているそうです。
稚内からはフェリーで礼文島へ渡ります。
礼文島で午前の便の定期観光バスを予約していたので6時35分発のフェリーに乗らなければいけません。
フェリーは2ヶ月前の同日から予約できます。
当日は余裕を持って3時に目覚ましを準備し、なんとか5時半過ぎにはフェリー乗り場に到着しました。
受付は1時間前から開始されます。
稚内で宿泊したホテルはフェリー乗り場から車で数分のところ、近くのホテルで本当に良かった。
朝一番の観光バスを利用するならどうしてもこのフェリーにならなくてはいけないんんですよね。
礼文島の定期観光バス運行は5月から9月。
今回私たちが利用した夏の礼文島の定期観光バスルートは、午前8時40分スタートのAコース(3時間50分)と、午後発のBコース(2時間25分)があります。
礼文島をAコースでサクッと観光して、その後昼の便で利尻島に渡って観光して稚内に戻るということもできるし、その逆パターンも可能です。(午前中に利尻島に渡って観光、昼の便で礼文島に渡って観光して稚内に戻るコース)
利尻島には空港もあるので他にもいろいろなパターンで観光できそうですね。
礼文島・利尻島の定期観光バスについて詳しくはこちらをご覧ください。
礼文島行きフェリーの様子
この日はあいにく警報級の雨模様、フェリーが運行するかも心配していたのですがなんとか定刻通り出発しました。
当日の稚内の最高気温予想は17℃、薄手のユニクロのパーカーしか用意していなかったので、前日に急いで稚内市のシマムラを覗いて防寒になりそうなものを調達してきました。
本当はユニクロが良かったんですが、市内にはユニクロがないんです。
千歳空港で購入しておけば良かったと後悔しました。
旅行の計画は夫が立ててくれることが多いです。
二人で場所を選び、おおまかなスケジュールを夫が組みホテルは私が決めるという感じです。
礼文島航路は3つの船舶が就航していますが、今回は往復ともアマポーラ宗谷というフェリーでした。
席は特別室、1等アイランドビューシート、和室、2等指定席、2等自由席がありますが、今回は見晴らしの良い1等アイランドビューシートを予約してくれていたようです。
1等アイランドビュー席はリクライニングシートでめっちゃ快適でした。
夫は船酔いを気にしていたけど、トイレは少し揺れましたが、座っている分にはそれほど揺れを感じることもなく運行中はぐっすりと眠れていたようです。
そのほかにも特別室、和室、2等指定席などがあり、座席によって料金が変わります。
礼文島到着間近の様子ですが、曇ってみえませんね。
スポンサーリンク
定期観光バスで半日バス観光
8時25分に礼文島に到着、すぐに午前8時40分スタートのAコース定期観光バス乗り場へ向かいます。
この日は臨時のバスも出たようで、2階建てバスと普通の観光バスの2台で出発しました。
北海道の島観光のハイシーズンなんでしょうが、この日は低気圧のせいでまさかの警報級の雨の予報でした。
こんな天気で観光できるのかすごく不安でしたが、とにかくバスはスタートです。
澄海岬
バスにはガイドさんもいらして道中楽しく過ごせました。
最初に訪れたのは澄んだ海の岬と書いて澄海岬(スカイ岬)です。
礼文島は花の島とも呼ばれており、島ではたくさんの高山植物を見ることができるんですよ。
名前は忘れてしまいましたがこの黄色い花とか、
花じゃないけどヨモギとか、
こんな多肉植物とか、ガイドさんがいろいろ説明してくださったのですがとにかく雨と風で寒かった笑
天気が良かったらどんなに澄んだ青い海の色が見られたことか。。。
そしてとにかく真夏なのに寒い笑
スコトン岬
続いて到着したのはスコトン岬と呼ばれる礼文島最北限の岬です。
トイレも最北端笑
最北限の岬までとにかく行ってみる!
途中にある民宿「島の人」、きっと最北限の民宿ですね。
民宿の建物すぐに海が迫っていて海が荒れている時は絶対に怖いと思いました。
期間限定で年に数ヶ月間だけオープンしているそうです。
ご興味のある方はぜひ宿泊してみてください。
この先にトド島という無人島がありますが、写真には写っていませんでした。
寒すぎてそれどころじゃなかった。
スコトン岬にはちょっとしたお土産屋さんもあって賑わっています。
いろいろな商品が販売されていて繁盛しています。
礼文島のマグネットをお土産に購入したけど、フェリー乗り場近くのお土産屋さんの方が同じもので200円くらい安かった。
まぁ、最北限のお土産屋さんだから仕方ない。
名物の昆布ソフトクリームやウニ丼を食べることができます。
桃台・猫台展望台
続いて向かったのが桃岩、猫岩と呼ばれる場所です。
向こうに見える耳のような二つの突起が見えるのがネコ岩と呼ばれています。
後ろ姿の猫のように見えますね。
こちらが桃岩と呼ばれているのですが、桃に見えますか?
この時点で風マックス、とにかく風が強くって傘は役に立たないと思いました。
簡単なレインコートや撥水加工のあるブルゾン着ている人が多かったです。
雨に濡れて寒い!
真夏なんて信じられない!
北のカナリアパーク
この後利尻島へ行かれる方はフェリー乗り場で降車して、それ以外の方は北のカナリアパークへ向かいます。
2012年に制作された吉永小百合さん主演の「北のカナリアたち」では、ここ礼文島や利尻島、稚内が舞台となったそうです。
撮影ではこの映画のためだけに小学校が作られ、それが観光のために保存され残されているそうです。
撮影では全校児童6名の小さな小学校が作られ、現在は映画の展示などがされています。
吉永小百合さんは小学校の先生役だそうです。
バーチャル小百合さんがちょっと怖い。
小学校内では映画の展示もされており、ぜひ観てみたいなと思いました。
観光も終わり、いよいよ本日のメイン(?)イベント!
利尻・礼文へ来たらこれだけは欠かせないグルメ、ウニ丼です!
島のウニはうまみ成分がたっぷり含まれた高級品「利尻昆布」を主食にして育つため、旨み成分がたっぷりなのだとか。
今回はフェリー乗り場から徒歩5分くらいの「海鮮処かふか」さんを予約しました。
団体さんの予約がなければ予約できるそうで、お昼は当日の朝8時以降の電話予約になります。
お値段はかなり高騰してます!
食べログで2023年度の価格を確認したら、ウニ丼で3000円も値上げしてる!
地元の漁業協同組合直営だから良心的だとあったけど高すぎる。。。
それでも食べずに帰れない!
苦渋の決断でミニウニ丼(6600円)にしました。
お椀より少し大きいくらいの丼なので、お腹いっぱい食べたい方には物足りないかも。。。
追加で寿司5貫、やっぱり北海道の寿司はうまい!
冷えた体を温め(?)美味しいウニ丼と寿司で束の間の休息です。
島内では名物のウニ丼を食べることができるお店が何件かあります。
ウニ丼はどこも高騰しているようで、8000〜10000円するようです。
ここまで来てこんなに価格が高騰してるとは。。。
天気も合わせて残念すぎた。
スポンサーリンク
礼文島感想
初めての礼文島観光は大荒れの天気の中での観光でした。
夏に観光するならやっぱりコバルトブルーの空と海が見たかったな。
そして真夏なのにこの寒さ、たとえ真夏でもしっかりと防寒準備をしていくべきだったなと反省しています。
次回はしっかり対策して出かけます!
あっという間の礼文島観光、最近は夫婦で島観光に興味が湧き、年末は五島列島の旅を予定しています。
スポンサーリンク