雪の合掌村風景が見たくって岐阜の白川郷へ行ってきました。
白川郷がある岐阜県白川村周辺は日本有数の豪雪地帯で雪により冬季は周辺との交流を遮断したため、かつては秘境と言われていました。
雪が降り積もる世界遺産白川郷に訪れた時の様子や、展望台の様子をご紹介します。
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世界遺産白川郷とは?
白川郷は1995年に五箇山(富山県)と共に白川郷、五箇山の合掌造り集落としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
合掌作りとは木の梁を山型に組み合わせて作られた日本独自の建築様式で、その形が掌(てのひら)を合わせたように見えるからなど諸説あるようです。
屋根組みには釘を1本も使わず、マンサクの縄で固定されます。
その屋根裏では養蚕業が行われていました。
白川郷は日本有数の豪雪地で、豪雪に耐えるために工夫された造りとも言えます。
白川郷アクセス
世界遺産登録されている萩地区の合掌造り集落は、周辺に駅がありません。
名古屋市、高山市、金沢市、富山市から高速バスが出ています。
車の場合は「村営せせらぎこうえん駐車場」(1台1000円)へ駐車します。
「出会い橋を渡って合掌村集落へ
そこから荘川にかかる「出合い橋」を渡って萩町合掌造り集落へ向かいます。
この「出会い橋」は吊り橋で、一度にたくさんの人が渡ると結構揺れます!
雪も降り積もっていたので滑らないように注意しました。
高山を過ぎて白川村に近づくと一気に雪が多くなります。
集落には民家もあり、宿泊施設や食事処などもあります。
実際に見学できる民家もありますので、色々見て回れます。
集落には雪かきをするなどの日常の風景があります。
私たちはふらっと訪れた観光客に過ぎませんが、この集落の方々はそれをどう思っているのかちょっと気になりました。
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集落には主に二つの展望台があります
荻町城跡展望台と天守閣展望台があり、天守閣展望台は私有地を無料開放してくださっている展望台で、無理やり(笑)記念撮影してもらえます。
記念写真は購入できますので旅の思い出にしてもいいですね。
荻町城跡展望台は車でも行けますし、そのまま集落からゆるい傾斜の坂を20分ほど登って歩いてもいけます。
雪が降っている場合は通行止めにもなるようですが、私たちが行った時はそのまま坂道を登って歩いて行けました。
荻町城跡展望台からの眺めです!
ライトアップイベントは、周辺道路の渋滞解消のため現在完全予約制です。
変更する場合があるので、必ずホームページで確認してから出かけてください。
こんなつららを見たのは初めてなんじゃないかと思います。
こちらは天守閣展望台からの眺めです。
集落を出て道の駅白川郷では「合掌ミュージアム」があり無料で見学できます。
茅葺き屋根の内側などが見られますよ。
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世界遺産白川郷の感想
何より一番びっくりしたのが思ったよりも観光客が多かったこと!
それも外国人の!
8割は若い外国人観光客でした、今でも外国人実習生や留学生は入国しているようなのでその人たちなのかな?
日本らしさが感じられる場所は外国人には人気ですね。
三脚持って撮影したり、ドローンで撮影している人もいたし、雪が珍しいのか雪にダイブしたり、写真撮ったりで本当にたくさんいました。
日本人の私でも後世に残したいと思う風景が外国人にも人気があるのは嬉しいことです。
四季を通じて日本の原野風景が楽しめますが、豪雪地帯ですので冬に車で行く場合は装備をしっかりとして向かってくださいね。
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