こんにちは。
今回は東京の美術館巡りでの1泊2日旅の様子をご紹介します。
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目次
1泊2日東京美術館巡りの旅
今回の旅の目的は、国立新美術館で開催中の「メトロポリタン美術展」の観覧、東京都美術館で開催中の「フェルメールと17世紀のオランダ絵画展」の観覧すること。
それから東京都美術館へ行くついでに、上野動物園のパンダと西郷隆盛銅像が見れたらいいな、くらいのゆる〜い旅です。
宿泊はソラリア西鉄ホテル銀座
今回の宿はソラリア西鉄ホテル銀座、京都にある「ソラリア西鉄ホテル京都プレミア」の宿泊ブログを見て良さそうなので泊まってみました。
ソラリアホテルは銀座、京都の他にも、札幌、福岡、鹿児島にあります。
銀座だけに部屋はそれほど広くありませんが、トイレとバスルームがセパレートになっていること、バスルームに洗い場があること、独立した洗面スペースがあることに惹かれて予約しました。
銀座三越のファッションフロアをぶらりと眺め、夕食はデパ地下で調達。
テレビ見ながら好きなものを食べて、後片付けもしなくてよくて、好きな時間に寝て、天国ですよね〜。
その夜は東北地方で大きな地震があり、ホテルでも結構揺れたのでなかなか眠りにつけませんでした。
特にこの時期は東日本大震災の記憶が蘇ります。
被害に遭われた皆さま、お見舞い申し上げます。
朝食も落ち着いた雰囲気のレストランで、和食、洋食、フルーツサンドの3種類から選べます。
特に限定10食のフルーツサンドは、美味しくって見栄えもするということで人気だそうです。
ゆるく糖質制限継続中の私は和食にしましたが、メインのプレートの前にスムージーや彩り美しい野菜サラダがあり、お腹も気持ちも満たされました。
こちらがメインの和食プレート。
食事のバランスも良くて満足、漬物の隣にあるのはおはぎです。
アクセスも抜群なので、東京観光の拠点にいかがでしょうか。
新国立美術館「メトロポリタン美術展」へ
1日目は新国立美術館で開催中の「メトロポリタン美術展」へ。
恥ずかしながら美術館って本当に興味がなかったんですけれど、最近数年前から娘の影響で大河ドラマにはまり、歴史に興味を持つようになり、その流れで美術にも興味を持ち始めました。
メトロポリタン美術館といえば、ニューヨーク市マンハッタンにある美術館。
先史時代から現代まで5000年以上の文化遺産が所蔵されているそうです。
余談ですが、メトロポリタン美術館といえば人気テレビ番組の「世界の果てまでイッテQ!」で「出川イングリッシュ」のコーナーで、出川さんが街行く人にボディランゲージイングリッシュ?で道のりを聞いて見事美術館に到着されていたのを思い出します。
そのメトロポリタン美術館より、今回はヨーロッパ絵画部門に属する65作品が来日しており、そのうち46点は日本初公開となります。
中でも一番の人だかりができそうな作品は、ポスターのメイン画像にもなっているジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「女占い師」でしょう。
今まで絵画作品を近くでじっくり眺める、ということをしてこなかったので今回は近くに寄って正面からじっと眺めてみました。
近くで見ると絵の具で描かれたことによる厚みや、生地の質感さえわかる繊細なタッチ、作品の中での光の明暗などが分かって面白いんですね。
人物が身にまとう服の布地は厚いものや薄いもの、透ける素材や刺繍のあるもの、光沢があるものなどありますが、その質感がちゃんと描かれていることに初めて気づく私。
どのように絵画を鑑賞するのが正解かはわかりませんが、今回はそのような視点で絵画鑑賞を楽しむことができました。
2階展示室のダミアン・ハースト「桜」展もおすすめ
その後ついでと言っては何ですが、2階展示室でで開催されているダミアン・ハースト「桜」展も観てきました。
イギリスの現代美術家、ダミアン・ハーストがポスト印象派や点描画法、アクション・ペインティングの技法を独自に解釈して生み出された桜を描いた作品です。
パッと見て桜に見えますよね。
近くに寄って見ると、
画像のようにたくさんの絵の具を使って、筆でのせているのかそのままチューブからのせるのかわかりませんが、様々な色の集合体で作品が描かれています。
こちらのチケットはメトロポリタン美術展のチケットを見せれば100円割引になります。
ダミアン・ハースト「桜」展は写真撮影も可能なので、ぜひ「メトロポリタン美術展」を観た後に「桜」展もご覧ください。
美術館のお楽しみ
鑑賞後のお土産探しも美術館の楽しみの一つですね。
名画のポストカードは定番ですが、最近は名画のクリアケースもお気に入り。
たくさん購入してお土産にします。
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東京都美術館「フェルメールと17世紀のオランダ絵画展」へ
2日目は上野にある東京都美術館で開催中の「フェルメールと17世紀のオランダ絵画展」を観てきました。
こちらの美術展の目玉作品は、17世紀のオランダを代表する画家ヨハネス・フェルメールの初期の作品「窓辺で手紙を読む女」です。
何でも、X線調査で絵画に描かれたキューピッド画が塗りつぶされたことが発覚し、大規模な修復作業を経てから日本で初めてのお披露目なそうなので注目度は大きいですよね。
誰がどんな意図で絵画を塗りつぶしたかなど謎はたくさんあるようですが、そんな昔の絵画の修復作業ができることに純粋にすごいと思いました。
そんな貴重な作品は死ぬまでに一つでも多く観ておきたい。
東京都美術館
住所:東京都台東区上野公園8-36
※フェルメールと17世紀のオランダ絵画展は〜4/3、その後北海道道立美術館、大阪市立美術館で開催。
上野公園
さて、上野動物園のパンダでも見てこよう、そう思って向かったら、現在コロナで休園してるんですね。(2022年3月23日より再開園)
そしてパンダを観覧するには現在は事前申し込みが必要だそうです。しかも抽選!
知らなかった。
すごすご引き上げながら、上野東照宮に参拝。
公園を歩いて駅に向かいます。
途中で西郷隆盛さんにも遭遇。
仮設ゴミ箱が設置されているのを見て、そうか、ここは花見の名所なのねと気づく。
まだまだ固いつぼみ状態でしたが、ときおりチラホラと花が咲いているものもありました。
上野公園前交番近くの桜は早咲きなのか満開で、たくさんの人がスマホで撮影していたな。
この桜を見ることができただけでも今回の旅に満足しています。
1泊2日東京美術館巡りの旅まとめ
ゆる〜い日程の1泊2日旅でしたが、50代はこれくらいがちょうどいい。
若い頃は人より何でも早くできること(雑とも言う)が自慢でしたが、最近はゆっくり丁寧が気分です。
今後も名古屋では観られない美術展を見て回りたいですね。
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