私が一人で旅に出かけるようになったのは50歳になった年でした。
子育ても卒業に近づいて一人の時間も増えた時に思ったことが、「自分一人で海外旅行へ行けるようになりたい。」ということだったんですよね。
50歳になるまでは海外旅行もあまり行ったことがなくて、一人旅もほとんどしたことがありませんでした。
テレビや雑誌で一人で海外へサクッと行ってしまう人をカッコいいな、あんな風になりたいなと憧れていました。
50歳といえば当たり前に十分大人の年齢ですが、結婚してパートしたりして自宅でお菓子教室を運営するようにもなりましたが、自分は基本知らないことだらけなんじゃないか、一人前の人間に慣れていないのではないか、と思ったんです。
それまで旅行といえば基本誰かと一緒で、海外ならツアー参加が当たり前の認識でしたが、現在の旅のスタイルはもっと自由になってきました。
2018年秋に初めてパリへ一人旅に出かけて2年半が経ちました。
2020年からはコロナにために海外旅行は全くできなくなってしまったけれど、国内旅行は夫婦旅も含めて気軽に楽しんでいます。
この2年半で自分自身の旅の概念が大きく変わりました。
これから一人旅を始めようとしている方の参考になれば幸いです。
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目次
旅はこうすべきという思い込みをやめる
旅行って有名な観光地は必ず見てまわって、その土地の名物を食べて、お土産を購入して、そんな思い込みに囚われていませんか?
私はずっとそうでした。
〇〇は一度見ておかないと損!●●は食べておかないと損!お土産を購入しないと後悔する!
そんな〜すべきに囚われていたらせっかくの旅も楽しくなくなってしまいませんか?
体力も若い頃のようにあるわけじゃなし、自分の気力と体力を有効に使いたいから、50歳からの一人旅はもっと自由に楽しんでいいと思う。
自分が行きたい時に、自分の行きたい場所に、自分が食べたいものを食べる、これって究極の幸せですよね。
海外旅行であれば一人で旅を計画して、一人で行って帰ってくることが目的であってもいいと思うんです。
一人だから食べたい時に食べ、眠りたい時に眠る、疲れたら休めばいいし、そのまま動き続けても良し。
それから1円でも安く旅行へ出かけようという盲信も捨てました。
お金は大切ですが、お金だけにとらわれてしまうと本当にやりたいことが分からなくなります。
お金よりも良い体験、良い思い出を多く得たいですからね。
全ては自分がどこへ行きたいか、何をしたいか、自分の心に真剣に問いかけて決めます。
好きなことだけすればいい
だから究極好きなことだけすればいいと思います。
旅行へ出かけたからといって観光せずにホテルでずーっとゆっくりしててもいいんです。
旅行へ出かけたからといって好きでもないその土地の名物を食べなくても、コンビニで調達したカップラーメンでもいいと思います。
私自身一人旅の目的の一つに「スイーツ食べ歩き」があります。
できるだけたくさんのスイーツを食べたいので、
ランチ:アフタヌーンティー
夕食:テイクアウトしたしたケーキ
朝食:テイクアウトしたしたケーキ
っていうこともザラにあります。
東京で食べ歩きをした時の様子を動画でご紹介しています。
1泊二日で2日間アフタヌーンティーで朝と夜はケーキ屋さん巡りとか、きっと誰も私と一緒に行きたくありませんよね笑?
家族と友達と一緒だったらそんな勝手なことは絶対にできないし、食べたくもない料理を食べることが苦痛だったりしませんか。
ツアーに一人参加でもいい
私の初の海外一人旅はフリープランツアーの一人参加でした。
航空券とホテルの手配のみのフリープランに、パリまでは怖かったのでシャルルドゴール空港からホテルまでの送迎プランを申し込みました。
もちろんホテルでのチェックインも自信がありませんでしたが、片言の英語とフランス語でなんとかチェックイン完了。
滞在中は室内の空調機の調子が悪くなるハプニングもありましたが、クレームを伝えることができて少しばかりの達成感を得たりして。
最近は航空券とホテルの手配は旅行会社におまかせで、あとはまるっとフリープランのツアーが増えてきました。
一人で出かけるのは少し大変そう?と思う空港までの送迎やレストランの予約代行、夜景ツアーなど、今は便利なオプショナルツアーがたくさんあるので、一人旅でも言葉に不安があってもできないことはありません。
海外旅行先のお菓子教室の体験だってサイトから申し込め、支払いもクレジット払い、言葉が分からなくたってなんの問題もありません。
なんて便利な世の中なんでしょう。
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一人だと退屈しない?
一人旅って退屈しない?と聞かれることもありますが、そんな時はホテルステイを満喫します。
そのために大人女性の一人旅のホテルはラグジュアリーホテルがおすすめです。
ラグジュアリーホテルのほとんどにフィットネスジムやプールがあり、宿泊者は無料で利用することができます。
スパも必ずあるので、たまには贅沢してスパトリートメントを楽しむのも良いのでは?
旅の目的をラグジュアリーホテルのクラブフロアにするのもおすすめです。
ラグジュアリーホテルの多くにはクラブフロア(もしくはエグゼクティブフロア)があります。
クラブフロアとは、通常に比べ施設や設備、またサービスがワンランクアップする客室カテゴリが配置されたフロアのことで、これらのフロア、または専用ラウンジはルームキーカードなどでアクセス制限され、一般フロアのゲストは入ることができなくなっています。
クラブフロア専用のラウンジでは、こちらでチェックインやチェックアウトをする他にも無料で飲食を提供されている場合が多いです。
海外のラグジュアリーホテルのクラブラウンジは日本よりもお得に宿泊できることが多いのでおすすめです。
この時は台北で初めてクラブフロアへ宿泊して、観光したりラウンジで食事したりプールへ行ったりと夢のような体験をしました!
最近はこちらのホテルでアフタヌーンティーしたり、ジムへ行ったり、部屋で過ごしたりして優雅な気持ちになれました。
大手ホテルグループの会員になるのもおすすめです
ここ最近はマリオットボンヴォイ グループの会員ステータスを使って国内でホテルライフを満喫しています。
マリオットボンヴォイとは、シェラトンやウェスティン、ザリッツカールトンなどが参加する世界最大のホテルプログラムで、上級会員になると世界中どこのグループホテルへ行っても会員特典を受けることができます。
このカードを作って私の旅は大きく変わりました。
コロナが収束して海外旅行に行けるようになったらもっとカードの威力が発揮できそうで今からワクワクしています。
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まとめ
重ねて言いますが、私は今まで海外旅行もあまり行ったことがなくて、一人旅もほとんどしたことがありません。
そんな私が2年半ほどで一人旅も少しづつできるようになったり、人生の楽しさも実感できるようになってきました。
今までの人生もそれほど悪くないんじゃない?と思っていましたが、もう昔の自分には戻りたくありません。
なんでも自分でできていたつもりだったけれど、何もできない自分に気がついてしまった
少しづつ理想の自分に近づいている実感があります。
50歳になって気づいたことは私には遅いわけでも早いわけでもなく、それがタイミングだったと思います。
今後もこのブログを通して人生って楽しいと思えることをお伝えできればと思っています。
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