こんにちは。
夫婦で初めての九州別府・湯布院の旅です。
どちらも私にとっては初めて訪れる温泉地、2泊3日のかけ足の旅でしたがどちらの温泉も素晴らしく、またぜひ行きたい場所の一つとなりました。
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目次
別府・湯布院温泉2泊3日夫婦旅3日目
別府観光定番!地獄めぐり
湯布院からレンタカーで別府に向かいます。
定番ですが別府では地獄めぐりを楽しみました。
地獄とは温泉のことで、地獄は全部で7ヶ所あり、車の場合は200台以上ある無料駐車場に止めて巡ることができます。
地獄めぐりにもおすすめ順路があるようで、
地獄めぐりおすすめ順路
- 海地獄
- 鬼石坊主地獄
- かまど地獄
- 鬼山地獄
- 白池地獄
- 血の池地獄
- 龍巻地獄
血の池地獄と竜巻地獄は白池地獄から車で5分ほどの場所にあり、車もしくはバスで移動します。
共通の入場チケットは大人(高校生以上)2000円、小人(小・中学生)1000円で7ヶ所の地獄めぐりができます。
全部めぐる必要がない場合は単券(400円)がいいですね。
私たちも時間が限られていたので、それぞれの地獄で単券を購入して3ヶ所だけ地獄めぐりをしました。
鬼石坊主地獄
最初は鬼石坊主地獄へ行ってみました。
こちらは灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ている事から鬼石坊主地獄と呼ばれる様になったそうです。
1800年前後の当時は田畑のいたるところにこのような地獄が点在して、稲や作物が育つこともできない土地だったそうです。
その不思議な自然現象が次第に人々の注目を集め、地獄見物が始まったそうです。
昭和に入ると遊覧バスの運行や全国初の女性のバスガイドなどで一大観光地となったそうですよ。
遊覧バスや女性バスガイドは別府駅前の銅像でも有名な油屋熊八さんが考案し、別府を観光地として発展させた立役者なんだそうです。
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だから銅像にもなって別府市民にも愛されているんですね。
別府駅に到着してあの像を見たときはいったい誰なんだろうと不思議に思っていましたが、別府に尽くしたやり手の実業家だったのですね。
海地獄
続いて隣接する海地獄へ行ってみました。
国指定名勝ってなんだろうと調べてみたら、文化財保護法で認定されている名勝のうち、国が認定を行ったもので全国に408ヶ所あるそうです。
7つの地獄の中では、この海地獄と血の池地獄、白池地獄、龍巻地獄が国指定名勝となっています。
海のようなコバルトブルーの景観ですが、98℃の熱湯で湯気がもくもく登っています。
青く見えるのは温泉成分に硫酸鉄を多く含んでいるからなんだそうです。
1日に150万リットルものお湯が沸いていて、7つの地獄のうちここだけで温泉の蒸気で蒸したゆで卵(1個100円)が食べられます。
蒸気で見えませんが画像左側に見える竿の先にはゆで卵が入ったカゴが吊るされています。
地獄蒸しってそういうことなんですね〜。
鬼山地獄
時間の関係で地獄めぐりはあと1ヶ所、夫は国指定名勝の血の池地獄を身たがっていたけど私はワニがいる鬼山地獄が見たかった。
全長4m体重500kgのイリエワニ、イチロウは必見です。
オリの中のイチロウをうまく撮影することができず(オリの中に手を伸ばすと危険!)画像はありませんが、身震いするほどの大きさです。
撮影しようとオリの中に手を入れると飼育員さんに大声で注意されます。
それだけ注意が必要なのでしょう、お子さん連れの方は気をつけてくださいね。
一朗という名の由来は、1代目イチロウは漫画家の富永一朗さんと同じ誕生日であったらしくそこからイチロウと名付けられ、現在は4代目イチロウだそうです。
全く動かないイチロウだけど、獲物を見つけたら飛びついてくるのだろうか、考えただけで恐ろしいですね。
鬼山地獄には他にもたくさんのワニが飼育されています。
地獄の熱湯の中でわさわさ口を開けてうごめいているワニ地獄を想像していたのですが、ワニたちにあまり動きはなし。
毎週土日の10時からワニの餌付けが見られるそうなので、その時はワニ地獄を連想するような光景が見られるのかもしれません。
地獄めぐりは油谷熊八さんの亀の井バスのバスツアーでも楽しめます。
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ランチは地獄蒸し料理
ランチは地獄めぐり近くにある鉄輪地区の地獄蒸し工房鉄輪さんへ。
観光客で賑わっているお店です。
鉄輪と書いて「かんなわ」と読むんだそうですが、私も夫も全く読めませんでした笑
こちらでは温泉から噴出する高温の蒸気熱を利用した地獄蒸しが食べられます。
地獄蒸しとは約100℃の蒸気が噴き出す釜の中に、食材を並べた金網のカゴを入れて15分ほど蒸すだけ。
受付をして釜の順番が来るまで地獄蒸しにする材料を選びます。
材料費とは別に釜の使用量400円がかかります。
食材の注文をして呼ばれたらいよいよ釜に食材を入れて蓋をします。
食材の釜入れは写真を撮ったりで結構盛り上がりますよ。
その後タイマーを渡され15分後に釜から蒸しあがった地獄蒸しのカゴを引き上げます。
私たちが注文したものは、肉まんも二つ付いた地獄蒸し玉出箱セット(2100円)と大分県産豚肉と鶏肉のピリ辛地獄ダレセット。
肉まんとゆで卵で結構おなかが膨れます。
塩分を含む温泉蒸気で一気に蒸すため、食材本来の旨味が閉じ込められるんだとか。
確かにそのまま食べてもおいしい!
食材は持ち込み料を払えば持ち込みも可だそうです。
詳しくはHPをご覧ください。
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別府・湯布院温泉2泊3日夫婦旅まとめ
その後別府駅から博多に戻るのですが、唯一の失敗は帰りの列車も特急ゆふいんの森を予約してしまったということです。
別府から博多なら特急ゆふいんの森だと約3時間かかるところ、特急ソニックだったら約2時間で到着できたのに。
特急ソニックは特急ゆふいんの森とは違う路線を通るようですね。
別府から博多に行く場合は特急ソニックの方が早く到着します。
夫も50代半ばを過ぎて最近はいつも疲れてるし物忘れも多い笑
それは私とて同じことですが、以前ほど旅程全てを夫に任せることには危険を感じます。
若い頃はなんでもやってくれて頼もしさもあって私も甘えてしまうことが多かったけど、これからは力を合わせてやっていくのだろうな。
そんなことを考えた今回の別府・湯布院夫婦旅でした。
大分県最高です、またぜひ行きたいと思ってます。
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