秋晴れの週末、名古屋から約1時間ほどの滋賀県比叡山延暦寺へ日帰り旅行をしてきました。初めて訪れた比叡山延暦寺、今日はその様子を書きます。
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比叡山延暦寺基本情報
比叡山は京都府と滋賀県の県境にあり、大きく三塔の地域(東塔、西塔、横川)に分けられ、これらを総称して比叡山延暦寺といいます。
延暦寺の発祥の地、東塔地域に本堂に当たる根本中堂がありますので、そちらの地域に行ってきました。
今回は車でしたので、比叡山ドライブウェイを利用しましたが、別のアクセス方法として、バス、ケーブルカーなどもあるようです。詳しくはこちらをご覧ください。
東塔地域
東塔地域には延暦寺バスセンターがあり、比叡山山頂、西塔、横川地域へのシャトルバスや京都市内行きの路線バスに乗車することができ、また坂本ケーブルを利用して門前町坂本へ降りることもできます。
境内には、宿坊延暦寺会館があり、食事や宿泊、修行体験をすることもできます。(予約が必要)
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国宝殿
今回は国宝殿拝観料と巡拝料のセット券(大人1200円)を購入しました。入口を入ってすぐ左手に国宝殿があります。比叡山延暦寺が所蔵する国宝、重要文化財が管理、保管されています。
館内撮影禁止です。
パンフレットを見ると、「比叡山の文化財を通じ、参拝者の皆様が『心』を見直す場となることを願っています。」とありました。今まで仏像や寺院仏閣などほぼ興味の対象ではありませんでしたが、年のせいなのか、物質的なものよりも心の在り方を考えることの方が多くなりました。
50を過ぎると人間って少しづつ変化していくものですね。
大講堂
国の重要文化財、本尊は大日如来だそうです。大日如来って何?と素朴な疑問な出てきたので調べてみたら「密教」の最高位の仏様のことだそうです。密教とは約3000年前にインドで生まれた仏教の一種だそうです。最澄さんは中国で密教を勉強してきたのちに延暦寺を創建したそうです。
お寺めぐりをするのですから、少しづつ知識も蓄えていきたいものです。
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鐘楼
大講堂を抜けると開運の鐘という名の鐘楼があります。この鐘は異界50円でどなたでも鳴らすことができます。私も鐘を鳴らしてみました。
ありがたい鐘の音が境内に広がります。
根本中堂
階段を下ると左手に根本中堂の看板が見えてきます。残念ながら2016年より10年にわたっての平成の大改修が始まっており、屋根の葺き替え、塗装塗り直しなどの作業が行われています。
中に入ると改修作業の様子も見ることができます。普段は目にすることもない光景ですので、ラッキーと言えばそうなのかもしれません。何事もポジティブ思考で行きましょう。
文殊楼
根本中堂正面にすごい急な石段があります。途中で振り返るとめちゃくちゃ怖い!下りは無理です。
どうしてこんなに急な階段なのでしょうね。
その石段を登りきると文殊楼があります。学問の仏様、文殊菩薩が纏れられているそうです。門には受験生の書いた合格祈願の絵馬がたくさんぶら下がっています。
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戒壇院
そのまま右手の大黒堂から大講堂まで戻り、阿弥陀堂へ向かう途中に戒壇院があります。戒壇とは戒律(守らなければいけない規律)を受ける場で、そのための施設が戒壇院です。
ここで厳しい修行穂日々を送っていたんでしょうか。窓枠の隙間から中を覗くことができましたが、真っ暗で何も見えず。
阿弥陀堂
阿弥陀如来をご本尊として祀るお堂。
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比叡山延暦寺東塔地域を訪れた感想
秋の観光シーズンで、駐車場はバスの往来がひっきりなしにありました。新しくできた最先端の建物もワクワクしますが、最近は歴史や自然を感じられる場所の方が落ち着きます。
次回は星野リゾートロテルド比叡にでも泊まってみたいものです。
この記事が皆様のお役に立てば嬉しいです。
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