ありがたい説法をいただけるお寺として有名な通称「鈴虫寺」妙徳山華厳寺を知っていますか?
京都への初詣のついでに立ち寄った「鈴虫寺」をご紹介します。
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目次
鈴虫寺基本情報
鈴虫寺という名で親しまれていますが、「妙徳山華厳寺(みょうとくざんけごんじ)」が正式名称です。
嵐山のほど近くになります。
駐車場もあります。公共交通機関を利用する場合はこちらをご覧ください。
拝観料 鈴虫説法(お茶、お菓子付き)500円
鈴虫寺のいわれ
境内では約5000匹の鈴虫を飼育しており、季節に関係なく一年中鈴虫の音色を聴くことができます。
このことから「鈴虫寺」と呼ばれるようになったようです。
今回も飼育箱の中の鈴虫たちの音色を聴くことができました。
行列必至!混雑状況
正月三が日に訪れましたが、相当な混雑状況でした。
お昼1時くらいにうかがいましたが、すでに石段の下まで行列ができていました。
しかし1度で約200人ほどお説法を聞くお部屋に入れますので、30分ほどの待ち時間ですみました。
待つのが嫌な方は朝一番でいくのがおすすめです。
お坊さんがお説法の時にお話しされていましたが、あるGWの時は待ち時間約3時間で最長記録だそうです!
週末や祝日よりも平日がおすすめだそうです!
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鈴虫説法
普段は一度に200人ほど入る和室で聞きますが、今回は混雑のせいもあったのか、私たちは本堂へ通されました。
ありがたくご本尊のお顔を拝見することができました。
お部屋に通されるとお茶と和菓子が出ます。
これは禅宗の教えの一つである「茶礼」の考えからだそうです。
他人を変えることはできないから、まずは自分から行動を起こす、常に誰かの役に立つことを考える、幸せはすでに自分の手の中にある、そんなありがたいお話をお坊さまのユーモアを交えて面白おかしくお話しいただきました。
いつもありがたいお話を聞くたびに思うのですが、真実はいつも一つだなぁと。
世の中の幸せになる真理は一つしかない、色々なシチュエーションでその真理は自分にやってくるけれど、自分が気付いて行動を起こすのは人それぞれのタイミングで違う。
とにかくこのお話が聞けただけでもこのお寺にくる意味があると思います。
お説法は撮影NGです。
鈴虫を見てからお庭を散策
お説法が終わったら「鈴虫寺」の名の由来となった鈴虫を見せていただけます。
10個あまりの飼育ケースの中にたくさんの鈴虫が鳴いています。
鈴虫って音色は素敵ですが、見た目はあまり触りたくなるような虫ではないですね。
その後お庭を拝見します。
一つだけ願いを叶えに来てくださるお地蔵さん
鈴虫寺の山門の横には「幸福地蔵さま」が立っていらっしゃいます。
普通仏様は裸足ですが、「幸福地蔵さま」は日本で唯一わらじを履いているそうです。
これは、私たちのところへお地蔵さまが願いを叶えるために歩いて来てくださるからだそうです。
お説法を聞いた後に黄色のお守り(300円)を購入し、そのお守りを手に挟んで、自分の住所、氏名などを唱え(声に出さなくても構いません)、願い事を一つだけすると、その願いを叶えにお地蔵さまが私たちのところへ来てくださるそうです。
そのお守りはお財布などに入れて肌身離さず持ち歩くと良いそうです。
そして願いが叶ったら、ぜひお礼参りにお越しくださいとのことです。
お礼参りに行けない場合は郵送でも受け付けてくださるそうです。
詳しくは公式ホームページよりお問い合わせください。
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鈴虫寺の感想
たまたま時間があるからどこか行く?的なノリで訪れた鈴虫寺でしたが、心の中にスッと入っていくありがたい説法でした。
そのありがたいお話に自分が気づくことができるかどうかは、誰に聞くか、どんなタイミングで聞くかということも関係があると思います。
私にとってとても良いタイミングで、もしかしてこのお寺に呼ばれて来たのかもしれないなぁ、とそう思う今回の鈴虫寺でした。
教えてくれた夫に感謝です。
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